生き生きとしたチームや組織づくり

 社会環境の急速な変化に伴い、働く人の多様化、仕事の複雑化、生産の迅速化への対応など企業組織にも変化が求められてきています。その中にあって、チームや組織で働く人々がいかに生き生きと働き、アイデアなどを創発し合うチームや組織になり、自由かつ自律的に動き出すチームや組織づくりを実現するために、いかにそれらを促進するかを学ぶことが急務になってきています。

以下の講座をおすすめします

入門講座:チームや組織づくり入門

チームや組織づくり入門(2020年開講予定)
自身が所属する組織に、または外部から組織に関わり支援することについて学ぶ入門講座です。入門講座では、チームや組織作りをするために、特に対話型組織開発に取り組むにあたって支援者や促進者としての在りようや関わり方について、組織支援の現場の実際のケースを含むディスカッションや対話プログラムを通じてともに探求します。

基礎講座:チームや組織づくりファシリテーション

ラボラトリー体験学習基礎講座~プロセスから学ぶ私の人間関係~
 この講座は、2日間でコンパクトにラボラトリー方式の体験学習を集中的に学ぶことができるプログラムで構成されています。初日は「コミュニケーションプロセスに学ぶ」、二日目は「グループプロセスに学ぶ」といった内容です。また、この講座は、全国各地で開催をしていますので、参加しやすい日程と場所の講座からお選びいただけます。
 ※参考テキスト:「プロセス・エデュケーション」津村俊充著(金子書房)

コア講座:Tグループ(人間関係トレーニング)

Tグループ(人間関係トレーニング)講座
Tグループは、狭義には8人ぐらいのメンバーとTグループファシリテーター(トレーナー)で構成された話題も手続きも特に決まっていなく、グループメンバーの相互作用を通して活動を行うTグループセッションのことを指します。広義には、複数のTグループとトレーナースタッフ、運営スタッフなどを含めた合宿形式のすべてのプログラムのデザインと運営をTグループと呼ぶことがあります。このようなTグループの活動を通して、グループの中で自分を生かし他者共に生きることができるかを探求することが、チームづくり、組織づくりの基本的かつ重要な視点を参加者一人ひとりがもつことが可能になるのです。

実践講座:チームや組織への介入と実践

Tグループファシリテーター・トレーニング
このトレーニングの中心的なプログラムは、参加者がTグループファシリテーター(トレーナー)役、オブザーバー役、メンバー役を交替で担いながら、Tグループセッションを積み重ねていきます。1セッション終了後に、ふりかえりセッションを行います。ふりかえりセッションでは、グループのプロセスを分かち合い、トレーナーの言動を中心に話し合い、グループへの働きかけについて学びます。


グループプロセス・コンサルティング(GPC)
本講座は、W.B.レディ氏著の「インターベンション・スキルズ~チームが動く、人が育つ、介入の理論と実践」(日本語訳版、金子書房)をテキストに用いて、グループプロセスコンサルタント役を担い、グループ相互にグループプロセスコンサルタントとして仕事をする体験を通して学びます。学ぶ要素としては、「グループプロセスコンサルタントとは」「グループプロセスを観る視点」「グループプロセスに働きかける選択肢」「グループの状況と働きかけ」「グループの変化発達モデル」などを体験を通して学びます。

※参考テキスト「インターベンション・スキルズ~チームが動く、人が育つ、介入の理論と実践」(日本語訳訳、監訳津村、訳林・岸田・岡田、2018、金子書房)

展開講座:チームや組織の可能性をひらく

AIアプローチ基礎講座

この講座では、AIとはどのようなものかを体験を通して学ぶと共に、参加者みなさんが現場でどのように生かしていけるかを探っていきたいと考えています。特に、できる限り本講座の場が、4Dサイクルを体験する生の現場になることを願っています。そのために、学びが持続する学習共同体(ラーニングコミュニティ)を創りたいという意思のある方にお集まりいただきたいと考えています。
合宿形式で行いますので、参加者同士の交流のも深まるえがたい機会になるでしょう。
また、これまでの本講座に参加されたみなさまは、その後もAIアプローチ実践研究会として学びの場を継続して創っています。

※参考テキスト:ポジティブ・チェンジから主体性と組織力を高めるAI~ ダイアナ・ホイットニー&アマンダ・トロステン=ブルーム(著)高間邦男(監訳)ヒューマンバリュー(2006)


AIアプローチ応用講座

本講座は、JIEL主催のAIアプローチ基礎講座を参加された方を対象にしたアドバンス講座です。
いわゆるAIアプローチの4つのステップでは、最終プロジェクトが新しい課題に取り組むことになり、その課題を達成するために負荷が掛かりすぎることがあり、持続力を失うことがあるようです。
そこで、一人ひとりがAIアプローチの考え方やアプリシエイティブなレンズをもって、チームや組織にかかわることで、構成員であるメンバーの可能性を拓き、自発的・主体的な組織運営を可能にするといった可能性を持っています。
下記の参考文献の「なぜ、あのリーダーの職場は明るいのか?~ポジティブ・パワーを引き出す5つの思考法」で紹介されている内容をヒントに2泊3日のプログラムを考えています。
また、ナラティブ・セラピーの考え方や演習も取り入れながら、学ぶことができればと考えています。

※参考テキスト:なぜ、あのリーダーの職場は明るいのか?~ポジティブ・パワーを引き出す5つの思考法 ダイアナ・ホイットニー、アマンダ・トロステン=ブルーム、ケイ・レイダー(著)市瀬博基(訳)日本経済新聞出版社(2012)


チーム診断コンサルティング(2020年度は休講)
本講座では、相互にチームに関するデータを収集し分析することによって相手チームの状況を把握した上で、担当のグループに対して教育プログラムのデザインを行い、実施します。それらの一連の流れを体験することを通して、プログラムデザインの基本的な考え方や進め方、またデザインされた実習プログラムの実施について、体験を通して学ぶことを目的とします。

※テキスト:プロセス・エデュケーション~学びを支援するファシリテーションの理論と実際~

研究会・学びのコミュニティ

AIアプローチ実践研究会

2ヶ月に1回ぐらいの割合で、年に5回ほど、JIELのオフィスであるHCC(ヒューマンコラボレーションセンター)に基礎講座の参加者の有志が集まっています。12時頃に集まり、昼食(多くは中華の出前)をとり、少しアルコールも飲みながら、午後4時頃まで、AIアプローチを中心にして、それぞれが日常で仕事として取り組んでいるコンサルティングのことや、また最近の組織の課題などについて自由に語り合っています。毎回、集まってから話し合う議題(アジェンダ)を出し合うのですが、いずれの回も充実した会合になっています。