つながりのある地域づくり

現代日本において、少子高齢化、人口減少、人間関係の希薄化などにより、さまざまな社会課題が生まれています。いつか起きるであろう災害時の救出や助け合い、超高齢化社会における相互の見守りや生活支援、地域に生きる人びとが主体となる助け合いの必要性が増している時代に、私たちは生きています。
地域コミュニティはそこに生活する人びとが創り出すものです。地域のお祭りや運動会などの楽しい行事に参加し、地域への愛着がはかられる一方で、社会的環境や過去からのしがらみ、複雑な人間関係、考え方、価値観の相違など、解決困難な問題が起こっています。困難な問題を解決するためには、地域に生きる人びととの話し合い、対話の場、そしてその場の話し合いを促進するファシリテーターの存在が、とても重要視されています。
本講座では、私たちが生きる「地域」に焦点を当て、一人ひとりが大切にされ、自分らしく生きられる社会を目指して、地域住民との対話の場を醸成し、地域住民の参加を促進するツールづくりを試み、さらにはそのツールを使った対話のファシリテーションを実践します。多様性のある人々との対話を促すファシリテーターとして大切にしたい視点や姿勢を学ぶことが出来ます。