私の人生を生きる
人生100歳時代の到来、一方でかなりのスピードで社会が変化してきているのを実感しているのではないでしょうか。その中で、私たち一人ひとりがどのように生きていくのか、さまざまな時代やさまざまな環境の中で一人ひとりの主体性を取り戻すことが大切になってきています。一人ひとりの生き方は、人と人とのかかわりを通して生みだされているのです。私の生き方を考えるためには他者の存在は必ず必要であり、かかわりのありようを吟味する学びが大切になります。
以下の講座をおすすめします
基礎講座:私の人間関係を探求する ファシリテーション
セルフサイエンス
G.ウェインシュタインが考案した「セルフサイエンス~自己のための教育~」の教育プログラムをベースに、自分自身の日常の人間関係をふりかえり、自分の体験を言葉で語ることを試みます。そのトレーニングの中で、自分にとって深いなパターンを発見し、そのパターンがもつ機能(目的)を探求したり、逆にそのパターンによって失っている権利を回復するワークをしながら、自分自身を大切にする信念を新しく創り出し、新しく人とかかわることに挑戦するプログラムです。
共感でつながるアサーション~感情とニーズに寄り添う自己表現~
この講座ではアサーション(自己表現)の方法として、マーシャル・B・ローゼンバーグ博士によるNVC(Nonviolent Communication)の考え方を学び、グループでの演習を通じて自分や他者の感情に注目し、その背景にあるお互いが必要とするもの(ニーズ)を尊重し合えるような問いかけや応答、語りを試みます。
感情に寄り添い、必要としていること(ニーズ)に気づいたときに人はつながりを実感できます。自分とつながり、他者ともつながるための表現を体験から学び合います。
コア講座:Tグループ(人間関係トレーニング)
Tグループ(人間関係トレーニング)講座
Tグループは、狭義には8人ぐらいのメンバーとTグループファシリテーター(トレーナー)で構成された話題も手続きも特に決まっていなく、グループメンバーの相互作用を通して活動を行うTグループセッションのことを指します。広義には、複数のTグループとトレーナースタッフ、運営スタッフなどを含めた合宿形式のすべてのプログラムのデザインと運営をTグループと呼ぶことがあります。このようなTグループの活動を通して、グループの中で自分を生かし他者共に生きることができるかを探求することが、チームづくり、組織づくりの基本的かつ重要な視点を参加者一人ひとりがもつことが可能になるのです。
展開講座:人と人との関わりを考える
ナラティヴ・セラピーを学ぶ
ナラティヴ・セラピーでは「人間や人間関係が問題ではなく、問題が問題なのだ」という前提に立ち、セラピストがクライエント(という名称も会話の中では使わない)と対等な立場で、会話をし、相談に来られた方が問題からどのような影響を受けているのか、その影響を受けていないユニークな体験を探し、その人の生きる意味やアイデンティティを探究する過程です。
研究会・学びのコミュニティ
体験学習実践研究会(年7回実施)
この研究会は、さまざまな領域で人とかかわる力の育成や人間関係づくりに関心をもつ人々が集まり、『体験学習』のための実習教材の体験をしたり、研修教材開発やプログラムの設計・展開に関する討論を行っています。コーヒーやお菓子などもつまみながら、自由な雰囲気で学び合う場です。
※どなたでもご参加いただけます。 ※資料等はその都度提供されます。
ナラティヴ・コル
KORU(コル)とは、マオリ語でシダの新芽を指します。「新生」「成長」「力」「平和」の象徴だと言われています。
Narrative Koru(ナラティヴ・コル)とは、ナラティヴ・セラピーのさまざまな可能性を感じ、学び合い、成長し合ってい
くコミュニティです。
※どなたでもご参加いただけます。