JIEL最後の「ラボラトリー体験学習基礎講座」

津村先生(つんつん)とラボラトリー方式の体験学習でつながる仲間たちが創設した日本体験学習研究所がお送りする最後の「ラボラトリー体験学習基礎講座」をご紹介します。今月下旬の開催ですので、ぜひ皆様にご一読いただきたいと思っています。

【JIEL 第28回 ラボラトリー体験学習基礎講座】
「ラボラトリー体験学習基礎講座」は、ラボラトリー方式の体験学習に初めて取り組む方、あるいはラボラトリー方式の体験学習を学び直したい方、さらには何気なくやってきたラボラトリー方式の体験学習を原点に立ち返って再度学んでおこうと思う方を対象に開講します。

ラボラトリー方式の体験学習は、「今ここ」に集まった人たちで私の中に、あなたの中に、私たちの間に起こることに注目し、それをふりかえり、言語化してわかちあうなかで、お互いの影響力や影響関係を知り、望ましいあり方を探る学習方法です。

「ラボラトリー体験学習基礎講座」はJIELが一般社団法人になる前からつんつんが担当してきた2日間連続の公開講座で、ここ5年くらいは1日目は「コミュニケーション」、2日目は「グループ」をテーマに実施しています。つんつんが病に倒れてから逝去後も、晩年つんつんが最も心を許してラボラトリーのことから日常のことまで気軽に話すことのできた研究員の垣内(かっきー)がメインファシリテーターを務めてお届けしています。

つんつんが語っていたこと、つんつんが実施していたラボラトリー方式の体験学習の実習をかっきーがお届けするとともに、第28回は研究員の水野(せっちゃん)がコ・ファシリテーターとしてJIEL発足当時に名誉研究員だった星野欣生先生からの学びも取り入れて、皆様と学びの場を持ちたいと考えています。

2006年に任意団体としてスタートしたJIELは、生前「自分の逝去後は研究員それぞれが自身の専門性を活かして活躍できるようにJIELは解散する」とつんつんが言い残した言葉に従い、今年3月に解散します。それは研究員それぞれにとって、胸が熱くなるような終幕であり、JIELのラボラトリー体験学習とともに生きてきた人生が次のフェーズに切り替わっていくときだと思っています。

ラボラトリー方式の体験学習に出会ったことで、人生が変わり、さまざまな変化を体験してきたJIEL研究員の二人が、皆さまに改めてラボラトリー方式の体験学習の取り組み方、学び方をオンラインにてお伝えし、共に学び合いたいと思っています。
ぜひ、詳細を下記のリンクにてチェックしてください。
https://jiel.jp/seminar-list/kouza01/16939/