機関誌「体験学習実践研究」

体験学習実践研究 Vol.18

提言論文として「体験学習の循環過程の再考と介入の視点」を描きました。また、小誌初めての掲載になりますインベントリー論文(邦訳)として「チームの指向性と行動のインベントリー(TOBI)〜チームを診断する上でのチームの価値とスキルの視点から〜」も掲載しています。その他研究員を中心に、2018年度の公開講座での学びがまとめられて報告されている記事が多くあるのも今回の特徴です。

体験学習実践研究 Vol.17

2018年8月にReddy, W. B. 著の「InterventionSkills:GPC」が、JIEL研究員の活動の一環として翻訳が刊行されます。翻訳本の出版を記念して、「グループプロセス」に関わる提言論文を特集しました。いずれも、グループワークを通して、自他の理解、グループダイナミックスの理解を深めるための貴重な知識となるのではないかと考えています。ぜひ、一冊お求めいただけますと幸いです。

体験学習実践研究 Vol.16

本号も、前号から引きつづきNTLリーディングブックの中から、特にTグループに関わる論考と、Tグループ参加後のリエントリーに関する記事を中心に紹介しています。  また、対話型ODの一つのタイプの実習として、E.シャインが紹介している組織実習「グリーティングカード」も日本で実施するにはわかりやすいように、また実施後のコメントなども掲載しています。

体験学習実践研究 Vol.15

 本号は、JIEL研究員と、NTL Instituteが発行する「Reading Book For Human Relations」のいくつかの代表的な話題である内容をご紹介することにしました。あらためて本書を読みますと、いかに参加者の人間存在を大切にしたトレーニングとして、「Tグループ(トレーニンググループ)」が位置づけられているかがよくわかります。これまで、時には、Tグループのアプローチに対する批判の声を聴いてきていますが、それらの批判とは真逆のトレーニング姿勢であります。にもかかわらず、日本でST(センシティビティトレーニング)と称して盛んに行われた頃のトレーナーのありようが、未だなお残存していることを聴くたびに、もう一度Tグループをはじめ「ラボラトリー方式の体験学習」を一から地域社会の人々に紹介し、その真価を伝えていきたいと考えています。

体験学習実践研究 Vol.14

 今回は、久しぶりに星野欣生先生より、『ファシリテーションのキーワードは“自立”ということ』タイトルで原稿をいただき、今日「ファシリテーター」「ファシリテーション」という言葉が一人歩きしている中で、もう一度、ファシリテーションの本質とファシリテーターのあり方について記述していただきました。ラボラトリー方式の体験学習の大切な視点として教える教育から学ぶ教育へ、教育者に学習者が依存する関係から相互に依存し教え合い学び合う関係へ、一人ひとりが自立することを支援するファシリテーションのあり方を語ってくれています。これからのファシリテーションを考える大切な基本的な考え方を示してくださっているといいでしょう。ぜひご一読いただき、みなさまの今後の活動に活かしていってください。

体験学習実践研究 Vol.13

○体験学習の循環過程を考える~体験学習の循環過程をさまざまに活用するために 津村 俊充(南山大学)
○グループと個人の変化モデルの再検討津村 俊充(南山大学)

研究ノート
応用実践
オリジナル実習の創作

体験学習実践研究 Vol.9

○携帯・PC時代のヒト・モノとの新しいかかわりを求めて~ひとりひとりのプロセスを大切に~
○問題解決プログラムの実際~K.レヴィンの場の理論を用いて~

小学校における実践
応用実践
オリジナル実習の創作

体験学習実践研究 Vol.8

○プロセス・エデュケーション事始め~E.H.シャインのプロセス・コンサルテーションを手がかりに~
○自己変革のためのアクションリサーチ「セルフ・サイエンス」~認知行動療法の原理を活用して~

中学校における実践
オリジナル実習の創作