非構成の対話の場で、探求するプレゼンス
「ラボラトリー方式の体験学習」の原点は、お互いが対等にかかわることが可能な場を設定し、取り組む課題を決めないまま、メンバーが「今ここ」で起こっていることについて話し合う非構成の対話の場「Tグループ」にあります。
2006年にケネス・ガーゲンの「あなたへの社会構成主義」を初めて読んで感激した私は、Tグループとは初めて出会うメンバーと自分が、6日間でどのような社会を構成できるのかを試みる場なのだと改めて認識しました。
時は過ぎ、今は2022年。JIELの12月のTグループは、自分のかかわりや言動を見つめ直し、社会的な存在である自らのプレゼンスを探求したい方にご紹介したいと思います。