年度末で思うこと
今回のブログは私の近況をお伝えしようと思っています。私にとって大きな出来事として、4月から嘱託職員として働くことにしました。
今までは、看護が大好きで育児期間は嘱託職員として働くことにしていましたが、実父が亡くなったことをきっかけにして正規職員として働いてきました。看護師は様々ことを特に看取り通して「死」と「生」を非常に考えさせられたことが大きいと思います。
看護師として亡くなる前の患者さんと接するときに、私という人間が問われることが非常に多くありました。この経験はファシリテーションにもつながるところがあり、自分自身の生き方や人とのかかわり方が、最終的には問われるのだということを身に染みて感じることが多かったのです。
患者さんとともに泣き、そして笑い、ぶつかりながら、すごく葛藤しながら、それでも看取り、看取られていく一期一会の感覚を味わい仕事させてもらい多くの恵みを得ることができました。
しかしながら、年々失われていく体力と気力を感じながら看護師と研修の講師を引き受けていくことの限界を感じて、看護師から、ファシリテーターとしての私にシフトしていく準備期にしようと思ったのです。