それぞれに適した場所で生きる

ある番組の中で、イギリス人のガーデンデザイナー、ポール・スミザーについて紹介されていました。

日本に憧れて来日したのに、最初は、その場所では合わない植物を植えてほしいとの依頼ばかりであったそうです。
最初は苦悩の連続であったそうです。

以下はその番組での紹介です。
来日25年、見向きもされなかった日本の草木に光を当て、この国のガーデニングに旋風を巻き起こす。スミザーの作る庭は、四季折々に草木がその命を躍動させる。春の芽吹き、夏の新緑、秋の紅葉。農薬や化学肥料を一切使わず、植物たちがみずからの力で季節を織り成すその姿は「自然より自然らしい理想の庭」と評される。
スミザーの庭作りに対する哲学は極めてシンプルだ。それは植物に合わせた居場所を用意すること。スミザーは庭の隅々にまで目を凝らして、慎重に植える場所を決める。

この番組を見た時に人も同じではないのかと思いました。
人にはそれぞれ、性格も違うし、特技もあれば不得手なこともある。それぞれに適した環境や場所で生きること。人も植物も一緒だなぁと思いました。

しかし、本来自分が適した場所を探すことも、実は簡単なことではないことも十分に分かっています。

私自身も、自分のあるべきところ、自分が花開く場所を模索しつつ…
4月からの新年度に向けていろいろな準備をはじめようと思っています。