ラーニングカフェfor CHANGE 2018始まりました!
「ラーニングカフェfor CHANGE」は、一般社団法人化した2015年から始まり、今年度で4年目を迎えます。広く市民に対話の場を開放し、参加者同士の関わり・交流から、少しずつではありますが、参加者自身の変化や新しいつながりが生ま始めています。昨年度から私がカフェマスターとなりました。人数に多少の変動はありますが、毎月10名程度の方が参加しています。今年度も第1回目を4月20日(金)に開催し、13名の方が参加してくださいました。
今年度は、毎回参加者の方から話題提供者を決め、最初の20~30分程度、ご自身のテーマで話題提供をしていただきます。その後、その話題を元に対話を展開しく、という方法を取ります。第1回目はカフェマスターの岡田が話題提供者となり、私の本職である「精神保健福祉士の仕事」というテーマで話をしました。精神保健福祉士は国家資格化されて約20年。全国に約8万人の登録者がいるものの、知名度が低く、その仕事の意義から考えるともっと有資格者が増えるべきだと考えています。まず参加者のみなさんに精神保健福祉士の仕事を知っていただき、参加者のみなさんがお住まいの地域でも広めていただくこと、活用していただくことを目的として、対話の時間をもちました。
参加者の大半の方は、精神保健福祉士の存在をご存知ではありませんでした。当事者だけでなくその家族もケアもしてもらえるのか、独立して開業しているPSWはいるのか、精神科にかかっていない人は相談にのってもらえないのか、などたくさんの質問があがり、関心をもってくださったようです。精神保健福祉士をどう活用できるか、というテーマで対話をしましたが、本当に困っている人、相談したくても敷居の高さや怖さから相談に行けない人などと精神保健福祉士をつなぐものが必要であるという話になりました。そもそも、普段から地域住民同士が、いつでも声を掛け合えたり、気にかけ合えたりする関係性の構築が大切なのかもしれません。精神保健福祉士についてこんなにも真剣に対話をしてくださる参加者のみなさんに私は胸が熱くなりました。