花が好き
今日は仕事で外出していました。
風もなくあたたかな名古屋でした。庭先の梅のつぼみが濃いピンク色になり、少し緩んだように見えました。名前はわからないけど、桜を小ぶりにしたような花が咲いていました。お花屋さんにはピンクや紫や黄色など鮮やかな色のスイトピーが競うように咲いています。思わず私の顔も緩んでいるのがわかりました。花は大好きです。なんでこんなに心を和ませてくれるのでしょう。
私の家は猫を飼っていて、室内には基本的に植物がありません。観葉植物はかなり毒性が強く誤って食べてしまうと大変なことになるからです。猫には関係のないトイレにだけ、母が買ってくるリーズナブルな切り花が飾られています。今までは水仙やフリージアとか冬の花でしたが、今日はサーモンピンクのバラが飾ってありました。一気に春が訪れたようでした。でもトイレじゃかわいそう…そう思っているのは私だけかな。花はそんなこと全然思いもせず、ただそこにいて生きているだけなのでしょうね。
以前、私が尊敬する先生と一緒に見たハスの花を思い出します。かなり広大なハス池で、二人で池の周りを散策しながらいろいろな話をしていました。太陽の光を浴びて大きく開く花、葉っぱの下に隠れてひっそり咲く花、盛りが過ぎてしおれかかっている花、今にも開きそうなふくらんだつぼみ…いろいろなありようの花を眺めながら、「どんな花もきれいねぇ」と先生はおっしゃいました。先生の人間観と重なりました。
これからの季節、本当に楽しみで心が弾みます。みなさんはどんな花が好きですか?