終末へのカウントダウン

私は慢性的な肩こりで肩が痛いのは当たり前のことです。たまに鍼灸院やマッサージ屋に行きますが、たいてい「これはひどいですね」と言われます。そうですか〜といいつつもちょっと嬉しくもあります。なんだか自分ががんばっている証のようにも感じるからです。しかしここのところの肩の痛みは尋常ではなく、背中に手をまわすと激痛が走ります。これってもしや…と思いつつ母に相談すると、「それは五十肩だわ」と言われました。五十肩って…まだ五十ではありませんけど、やっぱりそうか、要するに老化現象の一つかということで、認めたくないけど認めざるをえなくなりました。母はちょっと得意気に五十肩の経験談を語るのですが、なんだか高齢者の仲間入りをしたみたいで全く嬉しくなく、否定したいような気持ちがしました。

視力に関しても同様です。メガネをかけていても、手元の文字が見にくくなりまさかと思いつつメガネをはずすととってもよく見える。これが老眼ってやつか…認めたくないけど事実は変わりません。筋肉痛も翌日以降に出現するし、風邪も治りにくくなったし、ダイエットしてもなかなかやせないし…身体には悲しい現象ばかり現れます。こうやって、ちょっとずつ老化現象が身体に現れてきて、ちょっとずつ死に向かっていることを「受け入れていきなさいよ」と神様から言われているようです。永遠に命はないので、今を一生懸命生きていかなければならないということを身体が語ってくれているのだと思うと、ちょっと自分が愛おしくなります。