断捨離

来月から実家で一人暮らしをしている母親と同居することにしました。

実家は住む人がいなくなるので、引っ越しの準備や片づけで母は大忙しです。先週末に実家に戻り、その手伝いをしてきました。長年住み慣れた家には実にたくさんのモノにあふれています。そして愛着のあるものばかり…。何を捨てて何を残すか、考えただけでも気が遠くなりそうです。最終的に段ボール30箱ぐらいの荷物が、名古屋に届くことになりそうです。ということは、私の荷物も相当整理しなければなりません。心を決めて部屋の掃除をすることにしました。

名古屋に引っ越して2年になりますが、全くあけていない段ボールがありました。必要だから買ったものばかりなのですが、この2年間一度も必要はなかったわけなので、思い切って中身をそのまま「燃えるごみ」の袋に入れました。いつか使うかも、いつか着るかも、いつか読みたくなるかも、という「いつか」はこの2年間一度もなく、ごみになってしまいました。今まで費やしたお金のことを考えると実にむなしいのですが、ゴミ袋に入れるときはすがすがしくもありました。段ボールいっぱいに詰まっていた書類も、整理したらファイル1冊あればおさまりそうな量になりました。もっと捨てるものはないかなと探したくなるくらいです。今の自分に必要かどうかという基準で改めてモノを見てみると、少し違って見えてきます。ややすっきりした部屋を見て、何もない空間がとても贅沢で、ゆとりがあるように思いました。このままの空間がいつまで維持できるのか…