はじめまして!

はじめまして、岡田と申します。
昨日のJIELスタッフの定例ミーティングで
JIELスタッフのブログの開始が決定しました。
たまたま毎月13日担当の私がトップバッターをつとめることになりました。
今後とも、よろしくお願いします。
自己紹介を少し。
今年の4月から、いままで勤務していた精神科病院を退職し、
現在は専門学校で精神保健福祉士養成の教員をしています。
さて、私が担当する科目の一つに「福祉行財政と福祉計画」があります。
昨年から国家試験に加わったばかりで、私が学んだ頃にはなかった科目です。
難しいよぅ…と毎週泣きそうになりながら授業準備をしたものです。
しかし、ここにきてわかってきたことがあります。
日本の国には金がない。金がないどころか借金が膨大。ということ
日本の財政を家計にたとえると、月収40万円(約48兆円)で、必要経費が77万円(約92.
3兆円)。
毎月37万円(44.3兆円)の借金を重ね、ローン残高は累計6370万円(638兆円)。となる
そうです。
すごい借金ですよね!!
その支出金の大半が社会保障関係費で、生活保護費や社会福祉費や社会保険費、失業
対策費なんです。
少子高齢化が進み、15年後には高齢化率が35%になり、介護保険料が現在の4〜5倍になるという試算がなされているそうですし、若者の雇用の問題も深刻だし、「これからどうなっちゃうの、日本!?」
と授業をしながら、若者たちに語りかけているこの頃です。
私が一人で日本を憂いていても仕方がないので、私に何ができるのかなと考えているのですが、その一つが「福祉の住民参加、地域のつながり」ということです。
国の金に頼るのではなく、地域でできることはしようということ。
大きな病院や高齢者施設を建てる代わりに、隣近所の人々が助け合っておじいちゃん、おばあちゃん、子どもたち、若いお母さんたち、障害者の方々を支えていくという社会が実現すると
いいなぁと。
体験学習はきっとそういう社会の実現に活用ができるのではないかと思っています。
まずは自己紹介がてら最近思っていることを書きました。かたい内容になってしまいました。
次回はもう少しくだけたことを書こうと思います。
もうすぐクリスマスですね。イルミネーションがきれいな今日この頃です。