コミュニケーションの難しさ

他者に自分の思いを伝えることは、難しいと思うことがあります。
ある人から、「鈴木さんの言うことは、真実をあまりにもズバッーとストレートに言い過ぎる。」と言われたことがあります。
それは、「わかっているけれど、ストレートすぎて受け入れられない。」、「もっとやさしくし言って欲しい。」と言われました。
その人も、私に言おうか辞めようかと迷っていたけれど、色々な話の中から思わず出た言葉だったようです。
その人の話を聴きながら、何でも真実ならいいというものでもないし、私の言葉に配慮が足りなかったと猛烈に思いました。もう少し言い方を考えなくては、いけないとそのときにしみじみと思いました。でも、その人も言いづらい事をはっきりと私に言ってくれたことをとても感謝していました。
その一方で、少し、その人との距離を置いてしまう私がいたのです。感謝していたけれど、同時に嫌な思いをさせたことへの罪悪感から、前にように自然な感じで接しられない私がいたのです。
でも、先日、久しぶりにその人と会い、「あなたと他の人との話を聴いていて、あなたのコミュニケーションの仕方は、いいわね。」と言われたことが、その人から認められたような気がしてとてもうれしくなりました。不思議なもので、また、前のように自然な感じでその人と会話できる自分がいました。
この間もグループ・トレーニング研究会で、私のある表現が、ともすれば傷つけてしまう可能性があると言われたことがありました。
ああ、また、同じようなことを繰りかえりしてしまったと思ったけれど、それを私に教えてくれた杉山さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
私の事をみてくれる事、そして、私の成長に欠かせない貴重な体験ができたことをとてもうれしく思いました。