体験学習の循環過程

昨日は、JIELのミーティングでした。
その中で、現在、みんなで執筆中の本についての検討を行いました。日頃は、研修報告や研修派遣などの事務的な話し合いが多い中で、今回は、メンバーからの投げかけで体験学習の循環過程について話題ができました。
体験学習の循環過程(体験→指摘→分析→仮説化)の中で、どのように分析すればいいのか、分析のときに何を指針していけばいいのだろうかと疑問がでできました。循環過程を回していくためには、分析から仮説化、仮説化から体験へと繋ぐときがポイントとなるような気がします。どのような分析をするかで、仮説化も違ってくると思われます。そして、仮説化も「絵に描いた餅」のような具体的で現実的でないものは、次への体験が「出来なかった」ということで終わってしまいます。さらに同じような出来ない体験を繰り返すことで、出来ないことが強化されてしまいます。
そうならないためにも、分析、仮説化について、JIELの中でも深めていけたらと思っています。