コミュニケーションミス


今日は、朝、職場からの電話で目が覚めた。

職場からの電話は、良くない知らせが多いので昨日の仕事のミスかと思い恐る恐る電話に出てみた。

案の定、管理上大切な鍵の保管について問い合わせがあった。

しかし、「“黄色い鍵”を知りませんか?」という後輩の電話に心当たりが無く、いつもの引継ぎの鍵だと思って「預かっていない」と返答して、やれやれと電話を切って安堵していたのです。

すっかり、わたしではないと安心していたのに再度、昨日一緒に仕事をしていたスタッフからの電話に「“機材庫などを開ける黄色い鍵”を知りませんか?」と言われ私は“ハット”したのです。

そちらの鍵なら心当たりがあったのである。

いつも、保管している場所に鍵を入れておかなかったのは、私でした。

 

職場には色々な鍵があるが、各勤務帯で引き継がれる鍵とそうでない鍵とがある。

「黄色いストラップについた鍵(各勤務帯で引き継がれる鍵)」と「黄色いプラスチック板についた鍵」の二種類があり、「黄色い鍵」と言われた私は、「黄色いストラップについた鍵」を連想したのです。

 

わたしの完全な思い込みでスタッフのみんなに迷惑をかけてしまったのです。

わたしも後輩もどんな鍵かを詳しく説明したり、聞いたりせずに鍵の所在についてのみ

やり取りしていたのです。

普段から研修でも2WAYにコミュニケーション必要性を説明しているのに

「朝の頭が回っていない私」と「朝早くから起こして申し訳ないと思う後輩の配慮」が余計にコミュニケーションミスを招き、朝から鍵の捜索でみんなを巻き込んでしまったのである。

 

今回の事は、少々へこんでしまう出来事であったが、コミュニケーションの研修に失敗例として用いようを思っている。