わたしと仕事
先日、実母の体調が悪くなり看病が必要になり、
急に仕事を休むことになりました。
以前の私なら、絶対に仕事に出ていた。
でも、今回は仕事を休む事にした。
わたしの中ですごく葛藤していた。
休めば、みんなに迷惑が掛かる。
ましてや、その日は、重症な患者の担当であり、
余計に心が痛んだ。
私は看護師なのだが、
今まで、わたしの中で、仕事休むことは
他のスタッフに迷惑が掛かることであり
してはいけないことと思っていた。
だから、子供が小さい時から
姑や実家の母に預けて、病気でも手術でも
仕事を休むことはなかった。
私の周りでも、預けるところがない人は、
職場に子供を連れてきて、受診させながら
小児科のベッドで休ませてもらいなら、
ある程度の目処がつくまで仕事をすることが当然だった。
でも、今は子供の為の休むことは
当たり前のようになってきて
それが極自然なことだと思う。
私たち看護師の職場環境は、決して快適でない。
勤務も変則。
○○しなければならないことが多い。
ミスしてはならない。
看護とは、こう有るべき・・・
親切でなければならない・・・
ほかにも色々あるが、目に見えない縛りが
窮屈にさせている。
自分にも、他者にも・・・
もっと、余裕が欲しいとも思う。
今回、母の看病で自分と仕事の関係について
考える機会となった。
今回のことは、私の家族が一番びっくりしていた。
仕事一辺倒だったわたしが、誰かのために仕事を
休んだということに。