世界のフィールドで活躍するファシリテーター

国際協力を中心に、奈良のトランジションタウンづくり等、多彩な活動を繰り広げている平山恵さんを招いての勉強会に参加しました。


平山さんの話は勢いがあって面白く、ご自分に「火がついた」ことは徹底的に追求する行動特性が随所に表れていました。たとえ仕事ではなくブラリと訪れた国でも、何かが引っかかれば、たちまちユニセフやオランダ大使館(=人類学者がいるそうです)を訪ねて事情をきき、それでも釈然としなければ、自分で調査を始めるというスピーディな行動力の持ち主です。
そんな平山さんの話をきいていて、人や物事を動かしていく力とともに、キーになる人との人脈や関係構築力をもっているように思えました。ところが、ご本人は平然と「とにかく思いついたことは、何でもやるの。100やってみれば、1つくらいは何とかなります。それだけよ」と明言されて、逆に本物のパワーを感じました。

世界を舞台に社会的な問題解決のためのファシリテーションを繰り広げる平山さん。彼女は社会問題というコンテントを扱いながら、インタビューや話し合いといった介入を通じて、地域住民に働きかけ、主体性を高めていきます。その活動ぶりに大いに刺激を受けました。