「最近どう?」

体験学習は人との出会いから学んでいく学びだからでしょうか。
お互いに会っていまどんな様子でいるのか、どんな思いをもっているのか、
そんな直接会う時間を大切にしていると感じます。
JIELでは毎月のミーティングに加えて、毎年8月に合宿をしています。
毎月のミーティングもあるのに、なぜわざわざ合宿?と、
家族からは完全に遊びだと思われていますが、
一緒に寝起きしたり、食事をしたり、
じっくり語ったりできる時間は、
日常生活から離れてもう少し深くゆったりと
焦点をあてていくことができるようです。

 
先日、久しぶりにあった人と
「最近どう?」と近況を聞きあっていました。
お互いに1年ごと位に会う機会があり、
いつもこの問いを投げかけています。
相手の話から少し昨年よりも進んでいたり
深まっていたりする様子を聞いているなあと。
昨年、語った自分から
今の自分はどんなふうに変わってきただろうか?
この問いを聞きあう間の時間、
再会して自分の変化を感じたり伝えたりする、なんだかほっこりとする時間。
そんな時間を感じました。
自分の定点観測をお互いにしているような感じと
それぞれが過ごしている時間をじんわりと味わうような感じが
ここちよいのです。
 
体験学習で一緒に学んだ仲間とは、
久しぶりに会うと本当に懐かしく、
また今の自分を知ってほしいと、語りたくなるのは私だけでしょうか?
それはお互いを知ったり、出会ったりする濃密な時間を
過ごしているからでしょうね。