「ワールドシフト」

4月24日・25日に東京・国連大学ウ・タント国際会議場で
ワールドシフト・フォーラムが開催され、
私は初めてワールドシフトという言葉を知りました。
実はおもしろそうだという直感があったものの、
東京に行くパワーがないからどうしようかと迷っていました。
でも、どうやらUSTREAMというものを使って、パソコンから見れるらしい。
Webやパソコンには詳しくない私ですが、インターネットを接続し、
2日間自宅のパソコンからそのフォーラムを聞くことができました。
ワールドシフトとは、(ちょっと小難しい説明になりますがホームページによると)
「2009年9月、世界的な金融・経済危機と環境問題に対応するために、
システム哲学者アーヴィン・ラズロ博士やゴルバチョフ元大統領など
世界賢人会議『ブダペストクラブ』が、
持続可能な社会への転換(WorldShift:ワールドシフト)の緊急提言を
行ったことからはじまった、世界的なムーブメント」とあります。
今起こっている問題を解決していくためには
一人ひとりの意識や価値観が変わっていくこと。
そして、私たち一人ひとりの行動にかかっているということ。
それを考えていくために、さまざまな分野で活躍する団体や個人の方が
「ワールドシフト」について18分という限られた時間で
提言・宣言をするフォーラムでした。
私が魅力を感じたのは、登壇した方の顔ぶれの多彩さ。
たとえば、野中ともよさん、田坂広志さん、米倉誠一郎さん、
ドクター中松さん、龍村仁さんという名前を聞けばどんなことをされているか
すぐ思い浮かぶ方から、初めてお名前を聞く方まで、
30人の個性豊かなごちゃ混ぜ感。
その多彩さ、そして18分という短さ、
ひとつの主張ではなくさまざまな思いや知恵や新しい価値観が混在して、
そこから刺激を受けて、これから新しいものが生まれていく期待感。
会場での参加者に加え、今回USTREAMというライブ動画配信サービスを通じて
全国(海外も?)で同時に参加した人たちがいました。
今までは「この人の話が聞きたい」と思って講演会に足を運んでいたけれど、
これからは家にいながらにして聞くことができる。
そして同じように全国で聞いている人が同時にコメントをやり取りできる。
なんて便利な時代!同じ場にいなくても、参加したり、共有したりできる。
これってすごいことだなあ。でも、直接会うことの意味もあるはず・・・。
直接会うことも大事にしながら、場を越えてつながっていける
インターネットのよさもとりいれていきたい。
野中さんの司会はとても魅力的でした。
堅い言葉で語ったスピーカーに、
「もっとやわらかく平仮名っぽく表現してみると?」という投げかけ。
難しいことを優しく平易に、自分らしく。違う価値観と出会うおもしろさ。
なんだかとてもお得な体験でした。
見るだけで終わらせたくないなと刺激を受けました。
もし、これを読んでなんだかおもしろそう...と思ったら、
ホームページを見てみてください。
 http://www.worldshift.jp/index.html
 Ustreamで2日間の映像が今からでも見られます!
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