「プロセスに学び、プロセスに生きる」の旅は終わらない
JIEL研究員の垣内 芳文(かっきー)です。
3月31日、今日をもって「JIEL研究員の」が終わります。
南山大学の学生時代に授業として参加したTグループ以来13年ぶりにJIELの第3回Tグループに参加し、
誘われるままヤングフェローズになった7年前から私の体験学習探求の人生が動き出しました。
今の生き方を作ってくれたJIELという場が終わりを告げることはとてもさみしいですが、
JIELから飛び立ち、これからの体験を生きるために言葉にしておこうと思わず2回目のブログを書き始めました。
先日、JIEL研究員、ヤングフェローズが集まる最後の機会である年次ミーティングが取り行われ、
その後もJIELメンバー内外でこれまでのこと、これからのこといろんな話を重ね、
あらためて体験学習について考え、言葉にすることができました。
私含めそれぞれに、これまでについて、これからについていろんな思いや感情がありますが、
これからはそれぞれの専門性、関心領域に向けてJIELで学んできたことを活かした活動をしていくことになります。
JIELで学んできた「体験学習」って何?と、改めて問われると、
「人間一人ひとりが自分の人生を生きるために必ず持っている力」という言葉が浮かんできます。
人が生きるということは、様々な出来事、環境の変化を体験し、そこから学習してきた知があるからこそ、今日まで生きてこれているのだと思います。
そのオリジナルな「知=体験から学んできたこと」に気付いたり、それを活かし合って新たな学びを作っていくことができる「特別に設計された場」がラボラトリーであり、
「一人ひとりの生きる力=体験から学ぶ力」を信じてそれに働きかけ、オリジナルな体験をオリジナルな学び、それを活かしたオリジナルな人生につなげていくお手伝いをするのが、体験学習のファシリテーターなのだと思っています(私も探求しているAppreciative Inquiryってきっとそういうことかなと思っています)
ラボラトリーや日常の中で起こることは想定外も多く、一人ひとりの体験の違いにときに驚き、戸惑うようなこともありますが、
そのユニークさが体験学習の魅力であり、それをともにすることはまさに「やめられない、とまらない」です笑
どれだけ学んでもゴールは見えないし、わからないことだらけ、わかることのない学びの旅ではありますが、
そのわからなさが楽しいから今日までやって来ているし、明日からも楽しく続けていきたいと感じられています。
そんな風に楽しく生きられるたくさんの「体験から学ぶ」をいただいた一般社団法人日本体験学習研究所(JIEL)という場に、そこに集い、ともに学んだおひとりおひとりに、そして「プロセスに学び、プロセスに生きる」の言葉と沢山の体験をくれた恩師 津村俊充先生(つんつん)に心から感謝し、大学卒業時にいただいた言葉通り、自分のもつ可能性を信じ!、行動力を大切に!明日からの新たな「プロセスに学び、プロセスに生きる」旅に向いたいと思います!
体験学習に関心のある皆さまとまた学びの場でご一緒できたらうれしいです。
本当にありがとうございました。
一般社団法人日本体験学習研究所(JIEL)
研究員 垣内 芳文
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