干しネギ
また目があった。もってけ、と訴えています。前のパッションフルーツに続き、今度は干しネギです。
干しネギというものすら知らず、なんだか枯れかかっているようなネギのかたまりを、植えたら本当に生長するのかな、と半ば疑いながら植えました。肥料のことなどまったく無知で、庭に培養土だけをまぜたところに「干しネギ」の指示通り少し穴を掘り、植え、10センチほどの間隔をあけては別の干しネギを植えていく、それを10株くらい続けます。
以前、テレビで雑草は根から抜くと微生物ももっていかれてしまうので、雑草の根は残したほうがいい、という甘い言葉に助けられ、干しネギと雑草の共存を目指します。
それから数日。気にもかけずに目をやると、少しずつ生長しているのがわかります。強い!ぐんぐん伸びるものもあれば、これは育たないかも、というものもあります。伸びているものはがんばってるな、と思うし、あまり育っていないものは植え方がよくなかったかな、なにか手を施すことができないか、それなりに思いが巡ってきます。
植物は人の声が聞こえるのだとか。だから、やさしいことばをかけ続けると、植物もそれに応えるそうです。逆にきびしいことばを投げつけると、植物はそれなりの姿になっていくようです。ことばの影響は大きいです。
パッションフルーツはことばをかけ続け過ぎたせいか、予想以上に生長しました。というより、パッションフルーツはこんなに枝を張るものだとは思っていませんでした。中部国際空港では日よけとして植えていたとききました。空港の木からは収穫があったそうです。庭のパッションフルーツは、花も実もつきません。ことばのかけ方は別のものにしたほうがよかったかな、と思い、10月に向かいます。