あをによし

やまとは国のまほろば たたなづく青垣 山ごもれる やまとしうるはし
 ボスとともにあをによし奈良に行ってきました。
 畝傍山(うねびやま)は、耳成山(みみなしやま)、天香久山(あまのかぐやま)と合わせて大和三山のひとつです。その畝傍山の近くに宿をとりました。
 畝傍山は三山のうちでは一番高く、199メートルあります。東に神武天皇陵、南西に安寧天皇陵、南に懿徳(いとく)天皇陵、そして南東に橿原神宮を擁している、その橿原神宮にはこれまで何回か参拝をしましたし、朝のラジオ体操にも参加したりしました。
 今回は思い立って畝傍山を一周してみようと思い、朝5時30分過ぎにホテル出立。地図なく当てもなく歩き始めます。橿原神宮あたりは木々が深く、早朝であることも手伝ってとても気分がいい。ここらあたりで曲がったほうがいいかと思ったところが神武天皇陵。陵に進むと途中でなにやらうっそうとした小道を発見。迷わず歩を進めました。道はところどころぬかるんでいたりしましたが、木漏れ日にうぐいすの声が重なり、気分は上。しばらくして木立を抜け、田園風景となります。左手には畝傍の山。沿うように続くひょっとしたら行き止まりかも、と思う小道を歩いては車道に出るを繰り返し、安寧天皇陵。懿徳天皇陵を過ぎれば以前来たことがある道とわかり、最後に橿原神宮にお参りをして約1時間半。
 あをによし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり
 ワクワク感とドキドキ感は、にほふがごとく盛りになる、あおによし奈良の都の小冒険です。