「ファシリテーション研究ゼミ」を立ち上げました!
南山大学人文学部心理人間学科に『ファシリテーション研究』ゼミを立ち上げました。このゼミを受講する(いや、もっと積極的にいうなら、参加する)人は10名。男性3名。女性7名。なかなかの強者が集まってくれました。
先日、3月22日(火)から24日(木)まで、2泊3日のファシリテーション研究ゼミ立ち上げの春合宿を行ってきました。新3年生ばかりのゼミですが、合宿の世話人を買ってくれる学生がいて、南山学園伊勢海浜センターを予約し、レンタカーも借りだし、私の車と2台で出かけてきました。
プログラムは、まったく立てず、学生たちと一緒に、最初のミーティングで、この合宿でやることをリストアップして、大まかな日程をつくり、実施してきました。結構、学部に入って、2年間の教育にもかかわらず、彼らはたくましいものです。
初日の夕食をはさみ、6人が、自分が取り組みたいことをプレゼンテーションと質疑応答。翌朝に4名のプレゼンテーション。いずれのプレゼンテーションもとても興味深い内容でした。
・人間関係における差別や偏見をなくすことに取り組みたい
・学校教育の場面での子どもが成長することを促進するための働きかけを研究したい
・自分の身近なチームをよくするための働きかけについて研究したい
・企業におけるファシリテーションを研究したい、特にコーチングについて
・効果的な話し合いの進め方を学びたい
・どのようにすれば、全員の意識を一つの方向に向けることができるのか
・知らないもの同士が知り合う場づくりをしながら、自分のファシリテーション力を高めたい
・障害者の就労を支援する活動をして、究極的にはどの人も同じ人間だという社会を創り出したい
・「活気ある組織」「強い組織」を多試験紙ながら理論と実践を一致させたい
・チームワークを創り出すファシリテーターになることをめざしたい
十人十色の夢と期待をもって、このファシリテーション研究ゼミに参加してきてくれていることがよくわかりました。
ゆったりと鳥羽まで足を伸ばし、究極の海鮮丼を食し、宿に帰ってきてからは、津村のファシリテーターやファシリテーションに関する話を少しして質疑応答。
夜には、自分たちのゼミの目標づくりを行いました。
それは、
学びを活かすために
・個人の研究もチームもベストを尽くす
・ゼミ以外のつながりにも積極的になる
・有言実行!
そうすれば、+(プラス)の関係は生まれるものである
最後は、少し期待のような仮説のような表現ですが、彼らの力で、たくさん出されたアイデアを2時間ほどの時間をかけて、創り上げました。
そして、翌朝1時間ほどで、津村も一緒になって、マインドマップを使いながら、彼らがゼミでやりたいことを描き出しました。
下記のようなマインドマップ(手書きをPCで描き直したのですが)です。
夢多き学生たちとともに、夢を少しでも実現するために、これからのファシリテーション研究ゼミがんばらねばと決意を新たにしたところです。