生涯学習アドバイザー研修会

テーマ
「聴くということ」
実施日
2020年1月23日(木)13:00~14:30
概要
名古屋市教育委員会からの依頼で、生涯学習アドバイザーの方のスキルアップ及び交流の機会として研修会を行いました。
今回のテーマ「聴くということ」で市民からの学習相談をするために必要な「聴く」をテーマに実習をしながら、アドバイザーの実践の場で役立つようにと願い研修会を行いました。
派遣研究員
鈴木 由子

 名古屋市教育委員会では、市民の様々な生涯学習に関する相談に職員が対応する共に、イーブルなごや内に開設している学習相談カウンターに置いて市民ボランティア(生涯学習アドバイザー)による学習相談を実施しています。今回の研修では、アドバイザーの方のスキルアップ及び交流の機会として研修会を行いました。
研修のねらいは、「自分のコミュニケーション(きき方、話し方)が相手にどのような影響を与えているかを知る」、「実習を通して『聴くこと』について、仲間と一緒に気づき、学ぶ機会」の2つとしました。参加者は22名でした。
 実習では「たずねる(聴く)・こたえる(話す)・みる」を行い、聴く役、話す役、観る役をそれぞれ体験して頂きました。それぞれの役割を全部経験していただくためにテーマを3回変えて実習を行いました。1回目のテーマは、「子どものころの遊び」、2回目は「今、関心のあること」、3回目は「これからやってみたいこと」としました。
 普段は、それぞれの関心事などあまり話さないようなことも、実習の中で語ることで楽しみながら学びの機会となったようです。参加者からアッという間に時間がきました。もっと研修の時間があったらゆっくり話せたとの感想もいただきました。