一般財団法人 愛知県消防設備安全協会 研修

テーマ
コミュニケーション能力向上研修
実施日
8月8日
概要
一般財団法人愛知県消防設備安全協会の会員である事業所の皆さまを対象としたコミュニケーション能力の向上を図る研修。コミュニケーションの実習とコーチング的かかわりの実習を行った。
派遣研究員
林  芳孝

 一般財団法人愛知県消防設備安全協会の会員である事業所の皆さまを対象としたコミュニケーション能力の向上を図る研修。
 初めに実習として「流れ星」を行い、コミュニケーションの意味とコミュニケーションで起こる相互理解のむずかしさの話をした。
 続けて「コーチング的かかわり」について説明した。上司あるいは先輩と部下あるいは後輩という関係にあって、コーチング的かかわりとはどういうものか、そうしたかかわりによる離職者の低減の可能性、組織の活性化の可能性の話も含めて解説した。
 実習としては3人一組になり、ひとりがコーチ役、ひとりが話し手、もう一人が観察者となり、話し手となった人が現実か架空かをとわず悩みや困っていることを語り、コーチ役の人が極力自分の意見や持論を控えてコーチング的かかわりを意識しながらかかわる、そのやりとりを観察する人が観察する、という実習にした。やりとりの終了後には3人で互いにフィードバックしあった。その後は3人が交互にそれぞれの役割を行い、フィードバックの時間をもった。最後に今回の体験を現場で使うとしたらどんなことを、どのように活かせるかのメモをとり、終えていった。