組織開発ラボラトリー 第2日目

2011年1月24日(日)午前9時からセッションはスタート。
まず、チェックインから始まりました。[今の気持ちを]簡単に全員スタンディングサークルで。
その後、その気持ちをメモ書き。
レクチャー「隠れたプロセスのモデル」が始まる。
焦点があたるシステムを見る人やグループがもつプリズムの説明が中心でした。
プリズムの中にはフィルターがあり。それは、ある種の思考様式がそこにある。
そのプリズムは、5相に偏光性をもっているようです。
一つは、「明白なプロセス」でテーブルの上に載せて、論理的にも議論できるもの
二つ目は、そのテーブルの下にある「否認されたプロセス」
三つ目は、反対に、ポジティブな側面とし
ての「表現されないプロセス」としての秘密にしている希望や夢
四つ目は、もっと深いレベルで、「抑圧されたプロセス」という無意識のレベルのもの
五つ目は、その全く逆に、無意識のレベルの「未開発のプロセス」
この5相に分けることができるプリズムをそれぞれ、一人一人が、またグループ全体としてもっているというお話でした。
非常に興味深いレクチャーでした。
マインドマップ好きの私は、下記のようなマインドマップを描いてみました。
R0012073.JPG
そのことを理解するために、4つのグループに別れ、話し合いをする実習が行われました。
・日本の会社で、テーブルの上に載せて話されやすいことは?
・日本の会社で、テーブルの下にあることがらは?
・日本の会社で、よすぎるから馬鹿にされるから、言わないことは?
・日本の会社で、もっとも大事だと考えられることは?
以上の話の内容を分かち合って、一区切り。
10:30ぐらいまで90分ほどのセッションでした。
休憩を挟んで。「隠されたプロセスを扱うために大切な5つのカギ」のレクチャーが行われました。
安全な環境づくりから始まり、マーシャックさんが考えれた5つのカギが、隠されたプロセスを扱うときのカギになるということを学びました。
昼食前までに、参加者一人一人の現場にそれぞれが焦点づけて1週間取り扱いたい状況を絵に描きました。そして、いくつかの問いかけに答える形で、ふりかえり用紙に記入。
昼食後、午後2時に集合して、アプリケーショングループを作りました。
そのグループで、いかに安全な環境づくりができるかを話し合ったり、お互いにどのように支援し会えるかを話し合ったりした上で、それぞれが描いた絵を説明するセッションが行われました。
3人組が5つ、4人組が1つ。6つのグループで分かち合いをされました。このグループはとても大切なグループ。かなり話ができた〜という感じで、全体会室に集まられたようです。
その後、新しいグループとして、テーマグループを作りました。
このテーマグループは、隠されたプロセスを話し合いの話題として取り扱うグループでもあり、またそのグループの中で起こる隠れたプロセスをふりかえりながら、気づき学びながら、グループの成長に取り組むようです。
午後の終わりには、スタンディングサークルで、チェックアウト「あなたにとっての隠されたプロセスとは」をひと言ずつ伝え合いました。
夜のセッションは、テーマグループセッションでした。簡単な説明の後、7時25分にスタート。
1時間の話し合いのセッションと、その後、ふりかえり用紙(視点は、プリズムの視点から)に記入し分かち合いをおこないました。
時間の管理は、各グループに任されていたので、ふりかえり用紙の記入、分かち合いの時間は、かなりグループごとに異なっていたようです。
全体会で、今日一日のことでの質問やコメントが求められ、マーシャックさんは、凄く丁寧に、参加者の質問に答えれていたのが印象的でした。
特に、守秘義務のこと、そしてその意味について、すごく丁寧に語ってくれました。
最後に、スタンディングサークルで、[今日一日で、好奇心、興味をもてたことは?」という問いかけに一人一人がコメントを伝えて、一日を閉じました。
私にとって、すごく充実した一日になりました。


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