今日は、南山学園内新任教員合同研修会でした!!
本日(4月3日)午後1時より午後4時まで、南山学園内高中校新任教員合同研修会(参加者13名)がありました。だいぶ以前からお引き受けしおり、長く担当させてもらっています。
研修は、『教育活動におけるプロセスを大切にした教育者をめざして」と題して、最近は定番化したプログラムを実施させてもらっています。
「研修のねらいとスケジュール」の確認をする導入からスタートした後、実習「同心円実習」を行い、個人レベルのプロセスのお話をしております(プロセス・エデュケーション、金子書房、2012を参照)。
グループ活動として実習「FARMERS」を体験学習の循環過程のお話を導入として、その後実施しています。こちらの問題解決プログラムは、英語科担当のネイティブの先生も研修に参加されることから、情報カードは日英両言語で書かれているものを使用しています。30分の課題ですが、なかなかハードで、今日も30分ぎりぎりまでかかり、3グループ中2グループが正解にたどり着きました。
ふりかえり用紙記入後、分かち合いを行って頂き、インタビューをして各グループ2名ぐらいずつ、分かち合いを行った体験までで気づいたことや学んだことを語ってもらいました。いつもと違う思いがけない自分の姿についてのフィードバックをしてもらったこと、さまざまなメンバー、さまざまな働きかがあって問題解決にたどり着いてこと、問題を解決するためには最後まで努力が必要であること、他者とのコミュニケーションや他者からの考えと自分の考えと融合したり、折り合いを付けたりしながら一つの課題に取り組めたことなど、たくさんのことを語って下さいました。また、津村なりにコメントをさせて頂きました。
最後に、D.ショーンの「内省的実践(ある人の訳は反省的実践家、ある人は省察的実践家ですが)」のお話をして、教員としてプロになるとはといったところで、体験学習の循環過程と絡めながら話させて頂きました。そして、最後の最後に、「人間関係とは」何かをお伝えして終了しました。
少し、久しぶりの研修で、私自身がぎこちないありようでしたが、何とか3時間の研修を終えることができました。