愛知県看護協会脳卒中リハビリテーション看護認定看護師課程「リーダーシップ」研修

 本日(4月4日)午前9時30分から午後3時まで3コマ、愛知県看護協会脳卒中リハビリテーション看護認定看護師課程「リーダーシップ」研修を行って来ました。続きの2コマは、4月9日(水)の午前2コマで、計5コマの講座担当です。
 プログラムの流れは、「プロセス・エデュケーション 学びを支援するファシリテーションの理論と実際」津村著(金子書房)のp.99-100に掲載している内容です。
 昨日、久しぶりに早く寝すぎたせいか、眠りが浅く、ちょっと調子が出ない状態で、出かけざるをえなかったのが実際です。もし、参加者の方に、ご迷惑をかけていたら、ごめんなさいです。
 午前中のレクチャーでは、かなり個人レベルのプロセスについて強調してお話をしました。時間的には、1コマ文は個人レベルのプロセス(行動、思考、感情)の記述についてお話をくどいほどにしました。
 以前からこのことは、大切だと考えていますが、学習者としても、ファシリテーターとしても自分の体験をどれぐらいていねいに語ることができるか?とても大事なことだと考えています。そして、セルフサイエンスの話に展開し、自分の体験を語るには、発達のステージがあることも伝えました(テキスト、p.10~12)。また、E.シャインのプロセスコンサルテーションでも記述されているORJI]モデルにも話を発展させて、ファシリテーターが環境をどのように観るか(Observation)が次のResponseに影響を与え、それ連鎖として、Judgementをし、働きかけ(Intervention)に影響を与えることをお話をしました。理解して頂けたのではないかと思っています。
 そして、問題解決実習を実際に行い、ふりかえりの時間をしっかりとり、インタビューとコメントも、時間をかけました。少しでも、ラボラトリー方式の体験学習の醍醐味を味わって頂けたなら、幸いです。
 次回、4月9日(水)には、ブロックモデルの実習を持って行くつもりでいます。果たして、どのような学びが生まれるでしょうか?