これからどんなふうに生きていくの・・・

還暦も一昨年迎え、これからどんなふうに生きていくのか?いろいろな出来事を日常の中で体験しながら考えることが多くなっています。
その第一は、いつ今の仕事に区切りをつけるか?今年で、35年を向かえます。思いがけず、南山短期大学人間関係科に着任してから、35年です。Tグループという学びと生き方に出会い、その体験をベースに「ラボラトリー方式の体験学習」にどっぷりつかることになりました。それは、すべて南短 人関 の環境があったからです。
その発展は、おかげさまで、21年経って2000年4月に訪れた南山大学文学部教育学科とのコラボレーション改組です。そこで誕生した人文学部心理人間学科での生活も今年で14年。来年15年の節目を迎えます。
私としても、この節目で一度区切りを付けようと考えています。ただ、この決断がもたらす結果はわかりません。
そんな中、本日BS日テレでヘミングウェイの特集をしていました。渡辺杏がヘミングウェイが愛したキューバを訪れるという演出の中、ヘミングウェイの一生を追うドキュメンタリーでした。彼の自らの強い意志に従う生き様には感動すら覚えます。
米国で誕生し、米国の自由さの中で、そこにはない、もしくはその裏にある暗闇の中に真っ向から向かう生き様、いやあ・・刺激的でした。すでに、自分の人生も、彼が人生を終えた年に到達しています。
これからの人生、自分のために、それはただ自分ひとりではなく、ひとり一人が大切にされる社会を創り出すためにやっぱり歩み出そうという意思決定を後ろ押ししてくれる番組でした。
彼ほど、かっこよくは生きられないけれども・・・