大掃除の中で思いがけぬ宝物2つ発見!!!
今日は、12月29日(土)。午前中は、卒業論文完成に向けて学生と面談をしてきました。学生たちが納得のいく論文に仕上げてくれることを願うばかりです。
そして、午後は、自分の部屋の大掃除にかかりました。
ずいぶん前からボール箱に詰め込んでいた、ノート類やPC関係のコード類などを思い切って整理し始めたのです。
その作業の中で、2つの宝物発見をしました。
一つは、大学卒業時に出かけた卒業旅行の小さな手作りのしおりです。
私は、徳島大学教育学部小学校教員養成課程を卒業しましたので、きっとその当時も、「24の瞳」の舞台となった小豆島を思い、出かけたのだろうと思います。何人でどんなふうに出かけたのか、すべて私の記憶からは消えていました。
それが、「小豆島への誘い 昭和49年3月1・2日」と記された手作りしおりにしばらく手を止めてしまいました。
確かに私が作成した可能性のあるしおりです。そして、最後のページに、寄せ書きのページが作られていて、それを読むと、なんとうれしいメッセージが書かれているのでしょうか。そうだったんだ・・そんなふうに見られていたのだ・・ほぼ40年前の津村です。なんか不思議な感じで、書いてもらった文字を何度も読んでしまいました。ちょっと恥ずかしいけど、なんかうれしいメッセージをアップすることにします。
そして、もう一つの宝物(?)が、やはり大学時代に所属していたクラブ「青少年研究部」で、毎夏学校を借り切って、小学生を中心に集めて、「サマースクール」を7〜10日間ほど行っていました。教室や宿直室、家庭科室などを利用しながら男子も女子も、寝泊まりをしながら、午前は生徒たちに授業を、午後は子どもたちと校庭で遅くまで遊んだものです。サマースクールの開校式にはいつも手作りの人形を使った「人形行劇」を練習に練習して出かけたものです。
その時に、津村が作った「サマースクールの歌」の楽譜が出てきたのです。何度も書き殴った音符の跡があり、そしてその後ろには清書書きした楽譜がありました。懐かしく思い、ギターを取り出し、メロディーを何度か弾くと、確かに思い出すものですね。その時のさまざまな香りというか感覚がよみがえってきました。
実は、家内とはそのクラブで知り合い、結婚したのです。突然、ドアを開け、「何を歌っているかと思ったら・・」「サマースクールの歌でしょ・・」と。
いやあ、今日は一機に大学時代にタイムスリップする感覚を味合わせて頂きました。
当時の仲間たちは、教諭生活も終え、そろそろ退職をしていっています。
津村も、そろそろ今の大学での生活にひと区切りをつけ、これまでの自分の歩んできた道をもう一度しっかりとふりかえってみたいと考えています。そして、卒業していった教え子(というとおこがましいですが)が元気にしているか?どんな人生を送っているか?もう一度確かめ合える出会いの時と場を求めて、残りの人生を歩もうと考えています。