名古屋市生徒指導研究会研修会 「共に成長しあえる社会を創り上げるために」

テーマ
テーマ 名古屋市生徒指導研究会研修会 「共に成長しあえる社会を創り上げるために」
実施日
8月9日 14時15分~16時10分
概要
名古屋市の教員の方々でつくられている生徒指導研究会での研修。 ファシリテーションとともに、教員が合意による意思決定を体験し、民主主義における少数者の存在とどう向き合うか、というテーマをもって今回の研修を行った。
派遣研究員
林 芳孝

ファシリテーションとともに、教員が合意による意思決定を体験し、民主主義における少数者の存在とどう向き合うか、というテーマをもって今回の研修を行った。
初めにアメリカンセンターJAPANのBureau of International Information Programs “Principles of Democracy”「民主主義の原則」を紹介した。続けてさまざまな意思決定とともにファシリテーションの機能と役割、心得などについてお話をした。
実習はコンセンサス実習「自分に満足してる?」を行った。個人決定をした後、グループごとに話し合いの時間をもち、結果をホワイトボードに書いていただいた。結果としていずれのグループも正解に至ることはなかったが、その後のふりかえり、わかちあい、全体でのわかちあいを通して多数者の気持ち、少数者の気持ちを理解していただけたのではないか、と思う。また、どのような働きかけや問いかけがどのような影響を与えているかということについてもわかちあいでフィードバックされた。
本研修会は生徒指導の研究会ということで、本研修のねらいとは異なるが、ソリューションフォーカスド・アプローチのコミュニケーションの基本について資料としてお配りした。