名古屋市立八事東小学校 家庭教育セミナー

テーマ
「伝わる、つながるコミュニケーション」
実施日
2018年11月29日10:00~11:30
概要
 名古屋市立八事東小学校のPTAが主催する家庭教育セミナーにて、「伝わる、つながるコミュニケーション」をテーマにアサーションとNVC(非暴力コミュニケーション)を紹介する講座を行った。アサーションを理解するために役立つ人間の3種のコミュニケーション・パターンの説明を最初に行い、ワークシートを用いて理解を深めた。後半は「私」を主語にした「アイ(I)メッセージ」で親が自分自身の怒りや寂しさなどの感情をヒントに自らが必要としていることに気づき、それを落ち着いてわかりやすく子どもに伝えることの大切さをお話しした。  オープニングとエンディングには、NVCのニーズカードを用いてグループごとに一人ずつコメントしていただく機会をもち、和やかに学びを進めていただくことができた。
派遣研究員
水野節子

 児童期の子どもたちは生活面での教育が必要な場合もあり、コミュニケーションに悩む保護者も多い。そこで、本セミナーでは子どもが抵抗感なく受け取れる言葉がけの必要性を知るためにアサーションを紹介し、子どもに伝わる言葉を語り、子どもとの間に共感的なつながりをもつための方法として、NVCの感情とニーズの取り扱い方を紹介した。

 グループに分かれて、ニーズカードを広げた机に着席していただき、グループへのチェックインとして「今、自分が必要としていること」をニーズカードから1枚選び、それについてコメントしていただくワークを行った。次に人間の3種類の表現パターンをお伝えし、自分と他者の距離感や当人の価値観、状況認識、さらには口調や言い方等によっても、微妙な違いが生まれてくるアサーティブな表現について、ワークシートへの取り組みを交えて知っていただいた。

 さらに、自分や他者の感情や必要としているものに気づく「共感」を大切にしたマーシャル・B・ローゼンバーグ博士のNVC(非暴力コミュニケーション)の考え方を紹介し、「私」を主語にした「アイ(I)メッセージ」で自分の感情やニーズを子どもに伝えることができると、そこに人間同士のつながりが自然に生まれてくることをお伝えした。最後は目の前のニーズカードから「これから自分が大切にしたいこと」を選んでいただき、それについて一人ひとりが語ることをグループからのチェックアウトとして終了した。