国立病院機構 東海北陸グループ「リーダーシップ研修」

テーマ
国立病院機構 東海北陸グループ「リーダーシップ研修」
実施日
2018年7月6日
概要
独立行政法人国立病院機構 東海北陸グループでの中間管理者を対象とした「リーダーシップ研修」。7月6日10時10分~16時。
派遣研究員
林 芳孝

受講者は東海地方、北陸地方にある国立病院機構から参集した中間管理者となった人たち総勢36名だった。2日間の研修のうちの2日目の約5時間。
初めにグループごとにチェックインを行い、それにもとづいてコンテントとプロセスの話をした。続けてグループプロセスを観察するポイントについて講義し、研修の前半は観察することに主眼を置いていることを説明した。
それに伴う実習をコンセンサス実習として実施した。話し合いの結果はグループごとに掲示していただき、全員で成果物を見る時間をとった。その後、ふりかえりとわかちあいを行い、主に観察したことについてふりかえり、それにもとづいてフィードバックをし合うようにした。
午後からは「ファシリテーター型リーダー」についてリーダーシップの歴史的変遷とともにファシリテーションについて解説した。加えて「ポジティブ・アプローチ」に触れ、観察する上でどこに焦点をもって観て、どんな働きかけやフィードバックの可能性があるか、次の実習でコンテントに取り組みながらチャレンジしてみることを勧めた。
実習はクリエイティブな実習として「カミコプターを飛ばそう」を実施した。とくに中間管理者が受講者であったことから、計画立案のための話し合いの時間を確保し、その時点から制作の時間を含めたなかでの働きかけやフィードバックを意識して取り組める場を設けた。制作後にコンペティションを行い、その後ふりかえりとわかちあいを行い、とくにグループ全般を通して起こっていたこと、観察したこと、そしてファシリテーター型リーダーとして働きかけたことを中心にフィードバックしあった。
最後に今回の体験を現場で活かすために「今後に向けて」の話し合いをグループで行った。