アクティビティ実習

タワービルディング

種別アクティビティ実習
ねらい
  • グループでともに活動する際に、お互いの間に起こっていること(グループ プロセス)に気づく。グループで話し合い、タワーを作る過程で、お互いの間で起こること(例えば、自分自身のコミュニケーションの様子や関わり方、他のメンバーの様子、 グループ全体の雰囲気や課題の進め方、ものごとの決め方、リーダーシップ、 など)に気づき、その体験から学ぶ。
概要ディスカッションだけでなく、少し身体を動かしながら、グループ活動を試みたいことがあります。そのときに、プロジェクトアドベンチャー(PA)のゲームを活用したりすることがありますが、ここに紹介する実習「タワービルディング」はあまり実習教材の準備なく実施できる体験活動として有効です。
対象成人・大学生・高校生・中学生・小学生
教材ファイルディスカッションだけでなく、少し身体を動かしながら、グループ活動を試みたいことがあります。そのときに、プロジェクトアドベンチャー(PA)のゲームを活用したりすることがありますが、ここに紹介する実習「タワービルディング」はあまり実習教材の準備なく実施できる体験活動として有効です。

 グループ活動としては、どのようにタワーを作るかを話し合うフェイズと、実際に紙を使って出来る限り高いタワーを作る活動のフェイズから構成されます。その後、グループ数が多い場合には、審査などをおこない、少し競争をともなったチーム活動とすると、会場は盛り上がるかもしれません。一方で、グループ数が少なかったり、グループプロセスを学ぶ場合には、あまり競争にならないように審査の過程を入れない方がいい場合があります。こうした判断は、ファシリテーターに求められます。

この記事は、南山大学人間関係研究センター紀要「人間関係研究」第9号に中村・津村(2010)が紹介しています。 実習「タワービルディング」の実習の進め方から、一つの事例としてのふりかえり用紙まで、以下のPDFファイルで公開しています。そちらをお読みください。
実習「タワービルディング」  

なお、実習を実際に使われる場合には、以下の南山大学人間関係研究センター「実習実施規定」をよくお読みいただき、規定に従ったご使用をお願いします。
実習実施の規定