書き下ろしミニレクチャー
[1]『百聞は一見に如かず』ってほんとう?
日常生活におけるコミュニケーションの問題の原因を言語的な側面に求めやすいが、私たちが生きている空間は主観的な生活空間、コフカのいう行動的環境のもとで他者との相互作用を行っていることを平易に記述したものである。そして、そのためにも人間関係トレーニングの必要性があることを記している。
1994 南山短期大学人間関係研究センター紀要『人間関係』、Vol.11,p.97-102.
「百聞は一見に如かず」ってほんとう?
[2]人間関係トレーニングにおける人間成長への変容モデル
人間関係トレーニングにおける、グループ成長及び個人の成長を理解するために重要である4つの変化の成長モデルを紹介している。そして、それらのモデルを理解することは、学習者自身が新しい行動を獲得するためにも、また教育者が教育実践を行うためにも、学習を促進する視点から有効になるであろうことを記している。
1993 南山短期大学人間関係研究センター紀要『人間関係』Vol.10,p.139-145
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[3]コミュニケーションのプロセスとその障害要因
人間関係のなかで、重要な相互作用過程としての「コミュニケーションプロセス」について、電気通信回路のモデルを用いて説明を行い、それぞれのコミュニケーションプロセスで生起する障害要因について、詳細に解説を試みている。また、最後に人間関係における良き傾聴者となるための視点としてカール・ロジャースの提唱するカウンセリングの基本的態度を紹介している。
1992 南山短期大学人間関係研究センター紀要『人間関係』、Vol.9,p.179-185.
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[4]体験学習と学習ジャーナル-自己理解を深めるために-
体験学習とは何かを学びのための基本的ステップを取り上げ、それぞれのステップでの留意点にも触れ、記している。そして、体験から学ぶためには、学習のためのジャーナルの継続的な記述の必要性を述べるとともに、何故学習ジャーナルを書くのか、ジャーナル記入の際にはどのようなことが大切になるのかを、学習者の自己理解を促進するための視点から記している。
1991 南山短期大学人間関係研究センター紀要『人間関係』、Vol.8,p.159-166.
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[5]人間関係とフィードバック
人間関係トレーニングにおいて、フィードバックとは何か、そして何故フィードバックが必要なのか、またフィードバックの効果性について記している。そして、効果的なフィードバックを行うための留意点について7つほど取り上げ、解説している。
1990 南山短期大学人間関係研究センター紀要『人間関係』Vol.7,p.199-202.
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[6]Tグループ実践への提案-私のTグループ体験から-
著者のこれまでの研究とTグループへの実践的参加の視点から、Tグループを用いた教育実践への問題提起を行っている。(1)セオリーセッションを設けること、(2)あのときあそこで(there and then)の大切さ、(3)Tグループ実践とリサーチとの統合といった視点から、Tグループによる教育実践を再吟味することの必要性を記している。
1990 南山短期大学人間関係研究センター紀要『人間関係』、Vol.7,p.146-149.
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[7]プロセスとは何か
私たちの日常生活のなかで多くの時間生活しているグループ体験(家族、友達関係、会社、学校など)のなかで、人間関係を捉える視点として、「コンテント」と「プロセス」が存在していることを示している。そして、「プロセス」を理解する基本的な視点として、コミュニケーションのデータ、意思決定のデータ、雰囲気のデータの収集の必要性を述べている。そして、それらのデータを収集・分析することは、体験から学ぶための大切な能力になることも記している。
1987 南山短期大学人間関係研究センター紀要『人間関係』、Vol.4,p.116-119.
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