動画ミニレクチャー
No.1 ラボラトリー方式の体験学習とは
ラボラトリー方式の体験学習に関する認知的な理解を促進するために、津村が、体験学習に関わる基本的な考え方やモデルなどを、つんつんのミニレクチャーシリーズとして、提供しています。読者の皆様方にとって、有益な情報提供になれば幸いです。まずは、「ラボラトリー方式の体験学習」とはの基本的な考え方を紹介します。
No.2 体験学習の4つの構成要素
つんつんのミニレクチャーNo.02「ラボラトリー方式の体験学習の4つの構成要素」のお話です。Tグループや実習などを用いた体験学習を実践するファシリテーターにとって、この4つの構成要素をプログラムに組み入れることは大切です。特に、1週間のプログラム、2泊3日のプログラムなど、少し宿泊をともなう教育プログラムをデザインする際には、この4つの要素を工夫してみるとよいでしょう。また、1日とか数時間のラボラトリー方式の体験学習においても、この4つの要素をプログラムデザインするチェック項目としてもよいかもしれません。集中的対話グループ体験(Tグループセッション)を用いたプログラムデザインと実践には、かなりファシリテーターの力量が求められると思います。
No.3 コンテントとプロセス
今回は、ラボラトリー方式の体験学習のとっても重要な概念「コンテントとプロセス」を簡潔に話をさせていただきます。とにかく、「プロセス」を理解すること、そして、「プロセス」にファシリテーターが気づくだけでなく、学習者が気づくことを促進すること、そしてその「プロセス」に気づくことを促進することとともに学習者が働きかけることができるように支援することが、ファシリテーターの大切な働きと津村は考えています。
No.4 体験学習の循環過程とは
ラボラトリー方式の体験学習の基本の基本的なモデルである体験から学ぶステップ「体験学習の循環過程とは」のお話を簡単にまとめてみました。この体験学習のステップのお話はさまざまな視点から考えることができる大切なお話です。「体験から学ぶこと」の基本的な考え方をご理解いただければ幸いです。
No.5 ふりかえりとは
つんつんのミニレクチャーは、「ふりかえり」とはというお話です。「ふりかえり」というと、体験をした後の気づきを拾い出す作業だけをさすように考えられがちですが、実は、その気づきをもとに、いろいろなモデルや概念などもインプットしながら、体験の意味づけをする作業が大切になります。そして、その後、その意味づけから学習者はどのような新しい行動に取り組むのかまで、丁寧にかかわりながらふりかえりを進めていくことがファシリテーターの働きだと考えています。どうぞお聞き下さい。そして、また、コメントをいただければ、幸いです。
No.6 ファシリテーターとは
つんつんのミニレクチャーシリーズ第6弾「ファシリテーターとは」をお送りします。少し前に制作した動画のために、今となるともう少し気の利いた話しができたかもしれないのですが、ご容赦ください。あくまでも、『ラボラトリー方式の体験学習」の実践者としての「ファシリテーター」を意識したお話になっています。最近では、いろいろな「ファシリテーター」が活躍しています。これから、もう少し角度を変えて、多面的に「ファシリテーター」を記述していきたいと考えています。この動画に、ご意見やご質問がございましたら、どうぞご自由にご意見をお寄せください。
No.7 体験学習の循環過程を促進するファシリテーション
「ラボラトリー方式の体験学習」では、プロセスに気づき、その気づきのデータを大切にしながら、体験学習の循環過程を活用して学ぶことが基本的な考え方としてあります。その体験学習の循環過程を学習者が活用できるように働きかけることが、ファシリテーターの働きであり、それを「ファシリテーション」と呼びます。その働きについてお話をしています。
No.8 実習を用いた体験学習プログラム実施のファシリテーションガイドライン
「ラボラトリー方式の体験学習」は、4つのプログラムの構成要素があることを別の動画でお話をしています。一つは、Tグループに代表される非構成の対話のグループ体験、もう一つは、実習を用いた体験から学ぶこと、こちらを構成的なグループ体験とよばれるものです。そのほかに、ふりかえり用紙などの質問紙をどのように使うか、もう一つは、小講義などによる概念的なモデルや理論の紹介です。この動画では、実習を用いた体験学習を実施する際のファシリテーターの働き(ファシリテーション)について説明をしています。体験学習というと、結構、実習を用いた学習が多く活用されています。ぜひご覧いただき参考にしていただければ幸いです。
No.9 「ラボラトリー方式の体験学習」と「ベーシックエンカウンターグループ」の比較
「ラボラトリー方式の体験学習」の誕生には、「Tグループ」という非構成のグループ体験があります。その流れの中で、「ベーシックエンカウンターグループ」が誕生してきています。非構成グループとしては非常に類似のグループ体験といえます。それぞれの誕生の背景が異なり、そのことが2つのアプローチの違いがあると津村は考えました。賛否両論ある視点も多いかもしれませんが、関心を持ってくださる方は、ぜひご覧ください。