ファシリテーション検定(?)というのはいかが?

タイトルに、「ファシリテーション検定」と書きましたが、非常にローカルな発想として、下記のようなことを思いつきました。
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今日のゼミの間に、ふと浮かんだ私の妄想をいかに現実にするか?これからの課題です。
南山大学ファシリテーション研究ゼミでは、卒業論文はもちろん仕上げるが、それは卒業のための基礎資格で有り、卒業するための「ファシリテーション最終試験」を行うというアイデアです。いわば、ファシリテーション検定試験のようなもの。最近では、卒業生の質をいかに保証するかという問題が出されるようになりました。このことにも応えられるかもしれないと考え出したのです。
最終試験の概要:
A:学科試験
  1)基礎知識編
    ・人間関係、グループダイナミックス、体験学習など基礎的な概念について確認
  2)実践応用知識編
    ・さまざまなグループアプローチ、チームビルディング、組織開発アプローチ、アクションリサーチなど研究法について
B:実技試験
  1)会議ファシリテーション実技
    ・たとえば、参加者が数名集まり、テーマを提示し、そのテーマについてアイデアだし(拡散思考)15分間+まとめ(収束思考)15分間 できれば、2種類の技法を使って、とか、模造紙かホワイトボードをどちらかで少なくとも1回は使うとか
  2)プロセスファシリテーション実技
    ・たとえば、集まった参加者の中でファシリテーターを2名指名し、その2名が、プロセスに焦点をあてた働きかけ(グループ焦点、対人関係焦点、個人焦点の3つの視点から)を3回以上はすることとか
A:学科試験とB:実技試験のいずれも8割以上をとった者をファシリテーション研究ゼミの卒業生として認定をする。
というアイデアですが、みなさん、いかがでしょうか?
こんな発想の試験ができると、ファシリテーション検定なるものが可能になるかもしれません。