清里KEEP協会環境教育事業部にてAIアプローチによる2012新年ミーティングのファシリテーションをしてきました

5年ほど前に、AIアプローチに出会いました。とてもインパクトのある、というか、とても私にとってはすっと入りやすい、また受け容れてもらいやすいNTLにおけるワークショップ体験が初めてでした。
それから、5年。昨年の夏、松瀬理保さんを南山大学人間文化研究科教育ファシリテーション専攻の集中講義でお招きして、AIアプローチを一人の学生として学ぶ機会を得ることができました。それ以来、AIアプローチの虜になったと言ってもいい状態です。
いくつかの研修では、AIアプローチのハイポイントインタビューをプログラムに取り入れないですか?とお勧めをしてきたのですが、なかなか実現できずにいました。
そこで、今回は、KEEP協会環境教育事業部の協力を得て、AIアプローチによる新年ミーティングを実施することができました。アシスタント&記録係として、JIEL研究員の水野節子さん、岡田衣津子さんが、参加してくださいました。詳細な記録は、どこかでご報告をしたいと思います。
ただ、本日、二日目のプログラムを終え、最後にエンディングサークルとして、ひと言ずつ今思っていることを語っていただきました。どの方の言葉もとても重みのある、そして、充実感を訴える、実施者としては、とても勇気をもらえるメッセージをいただきました。
おおまかな流れとしては、
初日(1月12日)は、午前9時30分からスタート。簡単な挨拶の後、今の気持をチェックイン。
その後は、60分ほどのAIアプローチについての導入レクチャーセッション。そして、ハイポイントインタビューに出かけました。これがなんと午前11時頃かラスターとして、午後1時30分まで、たっぷりとやっていただきました。
帰ってきてから、お互いにパートナーを紹介し、そして、全体でわかちあい。その後、ポジティブコアの探索を行い、DREAMのステージは、模造紙に実現したい・ありたい未来像をビジュアルに表現してもらいました。3つのグループの表現がいずれも興味深い表現になりました。発表後、付箋にメッセージ(コメント)を書いて、貼り付けて、DREAMセッションを終えました
最後に、スタンディングサークルで、今日一日の思いを伝え合い、午後5時過ぎに、一日のプログラムを終えました。
といっても、その後は、新年会の準備。津村もダッチオーブンを持ち込んでの、鶏肉、ウインナー、そしてキノコのスープづくり。KEEPのダニエルの多大なサポートを得ながら。賑やかな新年会、夕食会になりました。ギターも持ち込み、昨年の秋から、環境教育事業部のラビットと君でのYABUREKABUREの縁網も楽しみました。
翌朝の今朝、午前9時30分にスタート。チェックインから始まり、DESIGNのステージでは、「プラウド&ソーリー」の演習。実現した未来に対して、今行っている誇りの行動、申し訳なく思っている行動をリストアップしました。そして、DESTNYでは、OSTを用いて、アクションプランを作成しました。昼食を挟んで、ミーティングを行ってもらい、午後1時30分から発表。最後に、エンディングサークルで、2012新年ミーティングを終えました。
たくさんの感想・メッセージをもらいました。
・これまでの問題解決タイプのミーティングと違い、自分の内側からわき起こる新しい行動変革への力を感じることができた
・ポジティブな視点は、創り出すことができる
・プラウド&ソーリーでは、苦しかったけど、その中から、ポジティブな視点や行動計画を見つけることができた
などなど
本当に、充実した実り多い、ミーティングになりました。さらに、AIアプローチの可能性を感じることができたミーティングでした。