なごや子ども応援委員会研修会

テーマ
ファシリテーションでコミュニケーション
実施日
8月30日
概要
 名古屋市教育委員会にあるなごや子ども応援委員会のメンバーであるスクールポリスの皆さまを対象としたファシリテーションを理解し、試みる研修。  子ども応援委員会ではスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、スクールアドバイザーとスクールポリスの4職種から構成されている。5月にスクールアドバイザーの皆さまを対象とした研修を行い、今回はスクールポリスの11名の皆さまが受講された。
派遣研究員
林  芳孝

 名古屋市教育委員会にあるなごや子ども応援委員会のメンバーであるスクールポリスの皆さまを対象としたファシリテーションを理解し、試みる研修。
 子ども応援委員会ではスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、スクールアドバイザーとスクールポリスの4職種から構成されている。5月にスクールアドバイザーの皆さまを対象とした研修を行い、今回はスクールポリスの11名の皆さまが受講された。
 初めにチェックインを行い、続けてコンテントとプロセス、ファシリテーションについての小講義を行った。概念的な話の後、「わたしができること」を実習のテーマにしてそれぞれの人がファシリテーターを意識しながら取り組んでいただいた。休憩後、ふりかえりとわかちあいを行い、「今後に向けて」と題して実際に現場で今回で学んだこと、体験したことをどのように活かすかを書き、わかちあいをして終えていった。
 子ども応援委員会は全国に先駆けて名古屋市が設置した「多様化・複雑化する子どもの悩みの解決から将来の進路の応援まで、子どもたちの人生を丸ごと応援する」ことをめざしている。上述した他の3職種のそれぞれがもつそれぞれの職能や役割を相互に活かしあえるよう、他職種の人たちをファシリテートすることを学んでいただけたのではないか、と考える。