某医療法人組織の新人職員研修4日間の研修終了!!

 2016年4月11日より、スタートした表題の新人職員研修の4日連続研修、やり終えました。
 さすが、充実の四日間でした。

 初日、会場に入るとあまりにも若い人たちに、ぎらぎらする教室の風景にびっくり!!そして、本日、4日目の研修を終えて、名古屋に帰ってきました。
 対象は、100名ほどの看護師と100名ほどの理学療法士、作業療法士、事務職員等、総勢200名が対象の研修でした。
 毎日、50名ほどの方々を対象に、修行のように研修を行いました。
 まだ、体力は持ちました。なんとか・・という言葉を付けた方がよいかもしれませんが・・・

 本日の最終日が、少し気になる参加者だったように思う津村がいます。

 特に、理学療法士の方々のグループワークの参加の仕方、ふりかえり時の内省すること分かち合うことへの興味の薄さと言ったら良いのでしょうか?技術家的な関心が強いのではないかと勝手な推測をしてしまいました。人間関係、自分の人との関わり方よりも、技術のマスターに力や関心が向いているのではないかということです。そのあたり、津村が適切に、関わることができなかったことが今回の津村の大きな学びのための刺激になりそうです。

 人間関係よりも、技術的な視点に関心をもつ人たちの研修において、どのようなかかわりをファシリテーターは持てば良いのかということです。
 (1)人と関わる体験をもつ意味、そしてそこでふりかえる意味をしっかり伝えていたか?
    今、目の前にいる人と関わることは、現場の人と関わることと同じことであること。そして、人と自分はどのように関わっているかをしっかり見ることで、現場での自分の姿が見えてくること。また、日常では、目の前の関わった人からフィードバックがもらえないこと。それが、今日は豊かにもらえること。など、伝えることはいろいろあったなあと思いを巡らしています。
 (2)対象の方の現場を知って、その現場のシチュエーションをしっかり把握できていたか?
    理学療法士の方の仕事をもって研究しておくべきだったと思っています。どのような仕事をしているのか?祖の仕事においてどのようなプロセス(人間関係の中で起こること)が想像できるのか?津村自身がもっと具体的に想像できるようになっていれば、参加者の皆様に、もっと今日の研修にコミットしていただけたのだろうと考えています。
 (3)対象の一人ひとりへのアプローチをもっと強く!!
    結構、わからない顔をして、その場にいるような感じがしたので、個別にグループに関わりながら、津村が話した内容をどのように理解したか?を問いかけながら、関わったつもりだが、まだまだ甘かったかもしれない。一人ひとりと日常の問題意識を共有したり、今考えていることを、休み時間でも活用しながら、理解を深める会話をもっとすべきだったかもしれないと、今あらためて思い始めています。

 以上、3点が今、名古屋に帰り、HCCオフィスで、タイプしながら、振り返っているところです。

 きっとまだまだ考えることができ、ファシリテーターとして学ぶことはありそうです。

 ※今回は写真も撮らずでした。それだけ、一所懸命に研修(体験から学ぶ場づくり)に取り組みました。