AIアプローチ受講後の今・・
この夏(8月)、南山大学大学院人間文化研究科教育ファシリテーション専攻の集中講義に一メンバーとして参加させてもらいました。その様子は、過去のブログにも掲載しています。
そして、この9月に入ってからの、学生とともに過ごす合宿の中で、AIアプローチの影響を感じることがあったので、受講者の方々とともに創っているメイリングリストで下記のような報告をしました。このブログにも、掲載しておきます。
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9月6日から12日まで、長野県おんたけ休暇村にて、人間関係トレーニング(Tグループ)に参加してきました。
私のグループは、トレーナーとして、受講者の一人であった杉山さんと二人でした。メンバーは、学生8名(男子1名)の合計10名の構成でした。
にんげん関係トレーニングの最初に、津村のねらいとして「良さ(ポジティブなところ)に光をあてる」「楽しむ」「自由になる」というのを立てて、メンバーと13セッションのTグループと全体会
などを楽しんできました。
全体の場で、みなさんにもお伝えしましたが、メンバーの問題に光を当てるのではなく、メンバーの行為を肯定することに着目する働きかけに少しずつですが、近づきつつあるかなといった感触を得ることができました。これも、メンバーとコトレーナーの杉山さんのおかげです。
そして、12日に名古屋に帰り、13日から休暇村は休暇村でも、伊良湖に移り、学部の「ファシリテーション研究ゼミ」合宿に昨日(16日)まで出かけてきました。
こちらは、12月3日・4日に開催される日本体験学習研究会全国大会のエクササイズセッションで発表する学生企画の教育プログラム(実習)の作成が大きな課題でした。三日間使って、1時間を12セッション(メンバーがファシリテーター役を担いながら)使って、ミーティングを重ね、発表の要旨が作成できるレベルまでがんばりました。大したものです。
その合宿の中でも、2日目の2つのセッション終了後、午前11時頃から、AIアプローチ、といっても、ギャップアプローチとポジティブアプローチのお話を簡単にしてから、ハイポイントインタビューをシートをもとにペア5組で行ってもらいました。30分を2つ、70分ほどの時間を使って。私たちが習ったスタイルを基本的にそのまま使ってみました。
12時40分頃に、全体会ミーティング室に戻ってきましたが、なかなかいい表情で帰ってきてくれました。分かち合いは、パートナーを紹介する形で行い、全体で、簡単なシェアをしました。
・テンションがあがった。
・おもしろかった。
・私も、高校時代あんなにがんばっていたんだと思い出した。
・相手に話していると、だんだん楽しくなってきて、興奮してきた
など、ポジティブな感想をもらいました。
最後に、AIアプローチの5つの原理を、模造紙に書き出し、簡単に紹介して終了しました。その後の、ミーティングでも活気が生まれ、また実習の内容にも盛り込みたいとの意見が出されるなど、たくさんの学びを得ることができました。
簡単ですが、学びと実践の共有ということでご報告しておきます。
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といったメッセージをAIアプローチを学んだ仲間たちに送りました。
これからも、まだまだAIアプローチの可能性を探っていきたいと考えています。