第49回 体験学習実践研究会 2022
- タイトル
- 交流から学ぶ体験学習実践研究会
第49回 体験学習実践研究会 私の中の「願い」に気づく ―感情とニーズに着目して― - 日程
- 2022年6月11日(土)13:30~16:30
- 担当
- 話題提供者: 水野節子(JIEL研究員) 進行:林芳孝(JIEL研究員)
- 定員
- 20名
- 会場
- オンライン開催
- 参加費
- 1000円(税込)
※peatixより申し込みをお願いします。
内容
【概要】
開催日時:2022年6月11日(土)13:30~16:30
話題提供者:水野節子(JIEL研究員)進行:林芳孝(JIEL研究員)
【内容】
6月の体験学習実践研究会では、マーシャル・B・ローゼンバーグが体系化したNVC(Nonviolent Communication)という方法の中核にある「感情」と「ニーズ」の関係に着目して、そこから「ニーズ」を満たすための「願い」を見出す実習を行います。
「感情」と「ニーズ」は誰もがもっていますが、日常生活の中では注意を向けることなく見過ごすことが多々あります。けれど、それぞれに気づくことを通じて、自身の認識が変わり、起こっている出来事やそこにかかわる人への見方が変わることも少なくありません。
カウンセリングやソーシャルワークをはじめとした対人支援では、対象者の「感情」に着目し、時には言語化を促して自己開示を支援します。それによって、対象者は自身の内的状況や立ち位置に気づき、「感情」というエネルギーの大きさを実感することがよくあります。人間の内面にある「感情」の意識化・外在化が自己覚知をもたらし、自分自身に向き合うことを可能にするのです。
さらに、マーシャル・B・ローゼンバーグはもう一歩踏み込んで、「感情」の源に「ニーズ」があるといいます。「ニーズ」が満たされるか、満たされないかによって、湧きおこる「感情」の種類が変わってくるため、「感情」は「ニーズ」に気づくための重要なサインになるというのです。
6月の体験学習実践研究会では、このマーシャル・B・ローゼンバーグの叡智を活かし、「感情」の意識化・外在化でとどまることなく、その源にある「ニーズ」に気づき、それを満たすための大切な「願い」を見出すところまで歩みを進めていきたいと思います。
時間の制約上、参加者全員がご自身の願いを見出すことにチャレンジできるわけでなく、他者が願いを見出す過程を支援するだけで終わる方もいらっしゃることと思います。しかし、その体験がご自身で実践する際のお役に立つと考えられますので、そのとき、その場での体験をどうぞ大切にしてください。
〔スケジュール〕
13:30~13:45 はじめに、チェックイン(自己紹介)
13:45~15:15 実習「私の願い」実施、ふりかえり、わかちあい
15:15~15:30 全体のわかちあい、質疑応答
15:30~16:30 クリティーク、全体のふりかえり
〔キャンセルについて〕
一度お申込みいただいた参加費は、参加が難しくなりキャンセルされた場合、返金不可とさせていただきます。
体験学習実践研究会は、実習への感想やアレンジの可能性など、参加者の方から率直な意見をいただきながら一緒に学んでいく研究会です。ぜひ気軽に参加いただければと思います。お申し込みをお待ちしております。
お申し込みは、Peatixからお願いします。
https://el49-feeling-needs-request.peatix.com/