人と社会のつながりを生み出すコミュニティづくり

現代日本において、少子高齢化、人口減少、経済の行き詰まり、人間関係の希薄化などにより、さまざまな社会課題が生まれています。また2020年は、世界中がコロナウィルス感染症に翻弄される年になり、その影響は今なお続いています。1年前に誰がこのような事態を予測できたでしょうか?現状の社会課題に加え、予測不可能な未来に対して、わたしたちができることは何でしょうか?課題解決には、ただ画一的な方法や特効薬はありません。その場に集う人々と関わり、対話を通して、見出していくことが受容ではないでしょうか。そのために、人と人との関係づくりや場づくりができるファシリテーターがよりいっそう求められるでしょう。
コミュニティとは、「共同体」を意味する言葉です。一般的には居住する地域を同じくする集団を指すことが多いですが、利害を共にする組織、共通した趣味や関心事を持つ仲間というように広くとらえることができます。
本講座では、「コミュニティ」を広義にとらえ、そこで起こっているさまざまなプロセスをとらえ、多様な人々との対話を促すコミュニティ・ファシリテーションを学びます。自分自身の持ち味を生かしつつ、ファシリテーターとして大切にしたい価値観や姿勢、人々が関わる場、対話の場、安心安全の場の創造ができるようになることを目指します。また、コミュニティで実践するワークショップ・デザインを学び、コミュニティで実践を試みるフィールドワーク講座も用意しています。コミュニティ・ファシリテーションに関する概念理解から実践までの一連の流れを体験的に学ぶことができます。