国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 「リーダーシップ研修」

テーマ
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 「リーダーシップ研修」
実施日
2017年7月12日
概要
国立研究開発法人国立長寿医療研究センターで勤務するこれからチームのリーダーとなる中堅の看護師、リハビリテーション担当者、および他国立病院の看護師を対象とした主にソリューション・フォーカス・アプローチを応用したリーダーシップ研修。参加者は16名。
派遣研究員
林 芳孝

国立研究開発法人国立長寿医療研究センターで勤務するこれからチームのリーダーとなる中堅の看護師、リハビリテーション担当者、および他国立病院の看護師を対象とした主にソリューション・フォーカス・アプローチを応用したリーダーシップ研修。参加者は16名。
初めにリーダーシップの歴史的変遷と定義の変化、今日的リーダーシップのありようとそれにかかわるコンテントとプロセスの話をし、実習、ふりかえり、わかちあいを行い、本日の体験から学ぶ構造を体験しながら進めた。
その後、「ポジティブ・アプローチ」として「ソリューション・フォーカス・アプローチ」について解説を行い、午後では実習としてこのアプローチに準じたテーマでチームごとに話し合いを行うことを説明した。
午後からは2つのセッションをもった。ソリューション・フォーカス・アプローチに則って立てた理想、それに向かうためのスモール・ステップについてチームで話し合い、発表する時間をもった。その都度とくにどんなOKメッセージやポジティブな働きかけが、どのように行われたかを中心にふりかえりとわかちあいを行った。
最後に今後に向けて、日常や現場で実際にどのような取り組みをしていくか、だれを巻き込みながら進めていくかについてチームで互いに発表してもらった。
所属部署、所属機関は異なるものの、同じ医療現場で活動をしている中堅の人たちが互いのバックグランドを話し、互いにポジティブな働きかけを心がけ、他者に、チームに、ひいては現場の患者さんに貢献しようとする姿が強く印象に残った。