環境、人権、貧困、一人一人の働き方などさまざまな社会課題の深刻化を背景に、2015年に国連サミットでSDGs(持続可能な開発目標)が採択され、現在にいたるまで人々の関心が高まり続けています。

 日本体験学習研究所(JIEL)は、当団体の核となる「ラボラトリー方式の体験学習」の精神とSDGs、とりわけ持続可能な社会づくりに欠かせない「人づくり」への取り組みであるESD(持続可能な開発のための教育)との共通性に着目し、2017年度から2年間にわたり「ESDスペシャリスト育成プロジェクト」を実施しました。当講座は延べ66名の方に受講していただき、ESDの実践に必要な考え方、視点、技術などを学ぶとともに、実践者とのコミュニティが生まれ、それぞれが関心を寄せるフィールドで、講座での学びを活かして自分にできることを見出しました。受講後は「受講生同士がコラボレーションしてイベントを行った」、「今までの活動にESDの視点を取り入れてさらに発展させた」といった実践報告が多数寄せられる「行動」につながるプロジェクトとなりました。

 2019年度は、ESD育成プロジェクトで行ってきた実績を更に発展させ、よりよい未来の創造のために活動する人、活動したい人がつながり、未来を創るコミュニティ=未来を創る人の「輪」となり、かかわり、活かしあうことでうまれる力で未来に向けて進んでいくプロジェクト『未来を創る人の「輪」プロジェクト』をスタートします。

未来をつくる人の「輪」をつくる

2015年に国連サミットでSDGs(持続可能な開発目標)が採択されて以来、環境、マイノリティの人権、企業活動また一人一人の働き方などさまざまな社会テーマへの関心が高まっています。

一方で、そうした関心をもつ人たちが何かをしようと試みるとき、「何をどうすればいいのか」「自分たちに何ができるのか」という壁、また、人と共に進むというところに難しさを感じるという声が聴かれました。

日本体験学習研究所(JIEL)は、2017年度より2年間、当団体の核となる「ラボラトリー方式の体験学習」の精神とSDGs、とりわけ持続可能な社会づくりに欠かせない「人づくり」への取り組みであるESD(持続可能な開発のための教育)との共通性に着目し、「ESDスペシャリスト育成プロジェクト」を実施しました。

結果、受講者の新たな一歩が始まったり、受講者同士のコラボレーションが生まれたりといういくつかの「行動」が生まれました。

講座から行動が生まれたことをうれしく思うと同時に、参加者同士のコミュニティーで起こるコラボレーションに未来を創るための可能性を見出しました。

一人でできることには限りがあり、コラボレーションできる、応援し合える場=コミュニティがあることが行動する「未来を創る人」にとって勇気となり力となるのではないかと考えます。

実践者・行動する人のコミュニティを『未来を創る人の「輪」』として、そこにいる人が学び合い、未来を創る力としていくプロジェクトに私たちもともに取り組みます。

1年で完結する講座ではなく、継続して動き続けるJIELのプロジェクトが『未来を創る人の「輪」プロジェクト』です。

未来づくりの実現のステップ

プロジェクトの第1期は現在起こっていることや自分自身の関心、可能性を探求する「対話を通して『今』からはじめる未来づくり」。第2期以降は企画、計画、実践等社会事業化のための「実現力」、実践するために必要な「ファシリテーション力」。これらを通してコミュニティのメンバーが協働し、支援しあう「コラボレーション・ネットワーク」づくりを目指します。

1期 対話を通して「今」から未来づくりを始めよう

第1期となる2019年は未来に向けて活動している多様な「未来を創る人」を話題提供者としてお招きし、さまざまな「今」を知り、「未来」を考える対話を行います。

普段の生活や自分野での活動では知ることのできない、多様な「現場」や「活動」を知ることは、自身の活動への応用や、コラボレーションの可能性を秘めています。

このような協奏をめざすため、一方的な講演ではなく話題提供者の「今」を手がかかりに話題提供者とともに未来を創るヒントや仲間をつくる対話型のプログラム全7回を予定しています。

第1期プロジェクトのイメージと目標

  • 実践者の活動から、私たちの社会で起こっている「今」を知る
  • 自分が何をしたいのか、何をどうできるのか、行動の為のヒントを見つける
  • 同分野または異分野での取り組みから自分の現場での応用や協働のアイデアを得る
  • よりよい未来創りを目指して進む仲間と出会い、対話・探求を通してつながる

=このようなことを目指している方にお薦めします=

  • 社会に貢献したい、社会のために役に立ちたい、これから何かを始めたいと思っている人
  • 人に関わる力、対話の力を信じ、社会に働きかけたい人
  • SDGs達成や社会課題の解決に興味や関心がある人
  • 既に社会活動を実践されていて、さらに知識やスキルを深めたい人
  • ひとりひとりの違いを認め合う社会を作りたい人
  • 自分の持ち味やできることを発見し、それを活かしたい人
  • 人それぞれの持ち味を活かし、協働・連携して未来に向けた活動をしたい人

詳細と参加申込み

2019年度は、ESD育成プロジェクトで行ってきたこと、実績を展開し、よりよりよい未来の創造のために活動する人、活動したい人がつながり、未来を創るコミュニティ=未来を創る人の「輪」となり、かかわり、活かしあうことでうまれる力で未来に向けて進んでいくプロジェクトをスタートします。