Tグループ雑感

 ホームセンターによった折、ひとつの苗木と目が合いました。その苗木を見るのはその時が初めてですが、その実を使った飲み物を初めて飲んだときの衝撃は忘れられません。さわやかというか、すがすがしいというか。マラクジャ(maracujá)という名前の果実を実際に見るのは、それから数日後のスーパーでのことです。ただ自分で買ってきて飲み物にしようとするとこれがやっかいです。とにかく種が多い。

 6月にJIELが主催する初めてのTグループが、清里の清泉寮で行われました。6月という時期にもかかわらず、全国から定員を上回る応募者数があり、ありがたく思うとともに、責任の重さを感じながらスタートしました。
 あいにく富士山は期間中に一度も顔をのぞかせてくれることはなかったのですが、それほど雨が降ることもなく、屋外の活動も緑に囲まれた中で行うことができました。Tセッションは13回。少なかったのか、ちょうどよかったのか。個人的には回数の割には自由な時間が少なかったかな、という感想です。ソフトクリームの券がまだ手元に残っています。
 それは本当に不思議な出会いと思います。縁もゆかりもなかった人たちが、どういうわけだか人生のこの時期に、この場所で会する。そこにいること、そこにあることが問われる。自分は何者かを自問する。凝縮された時間と空間と人間で、あっちへいったり、こっちへきたり。でもたぶん、それは縁もゆかりもあるその時の、その場所での、それぞれの方の人生の一コマ、ひとつの接合点なのだろうと思います。
 その後、“解き放たれた”皆さんは、今をどう過ごしていらっしゃるでしょうか。

 マラクジャに出会ったのは、ブラジルででした。日本のホームセンターで出会ったのは、パッションフルーツです。今は庭にしっかり根を張ろうとしています。以前、同じ庭に植えた野菜の苗木は、水やりを怠り、枯らしてしまいました。今回はしっかりとパッションフルーツの成長につきあうつもりです。