「ファシリテータートレーニング」学部の合宿授業を実施しました!

今年から、南山大学人文学部心理人間学科の授業「ファシリテーター・トレーニング」は、学内事前3回、合宿授業(2泊3日)、学内事後4回の授業で行います。
この4月29日(金)から5月1日(日)まで、南山学園研修センター(地下鉄鶴舞線:いりなか駅近辺)で合宿授業を行いました。
これまでは、Tグループを設定し、Tグループのファシリテーター・トレーニングを行ってきました。夏休み、5泊6日というスケジュールで。時には冬休みを使って。
ところが、最近、5泊6日のスケジュール、夏休みも、冬休みも、登録はするものの、いざ合宿が近づくと、就活やクラブ活動などで参加者がぐっと減ったり、居なくなって中止になったりしていました。そこで、今回のタイプに変更しました。
そして、それも、課題をもったグループ活動の中に、意識的にファシリテーター(役割)として、参加しながらグループ活動の促進を行うプログラムを実践したのです。
これが、なかなか興味深い展開になりました。
グループ活動の中身は、テキスト「人間関係トレーニング 第2版」を使って、自分たちが関心をもったテーマについてプレゼンテーションをすることでした。その活動に向けて、グループづくりのセッションと準備のセッションをいれて、8セッションを使って、グループワークとファシリテーター体験に取り組みました。
35名の参加者が、6グループに分かれて、実施しましたが、毎回の全体の分かち合いでも、積極的に気づきや学びについての発言があり、いかにグループのプロセスに働きかけるファシリテーターになるかをめぐってさまざまな学びをしていってくれました。
学生の意欲と集中力に、感激でした。
今回のプログラム、社会人を対象にした「ファシリテーター・トレーニング」プログラムとしても充分に通用しそうです。どこかで近々実現したいと考えています。
もう少し詳しいプログラムの状況は、JIEL所長のつぶやきをご覧ください。
http://jiel.sblo.jp/