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【事例】コミュニケーション/アサーション,【事例】生涯学習関連,2017年度研修実績

清須市社会福祉協議会 ボランティア養成講座

テーマ 「アサーション入門 ~私も、あなたも大切にするコミュニケーション~」
実施日 2018年2月25日10:00~12:00
概 要  これからボランティアを始めたい方、始めて間もない方を対象に、「私も、あなたも大切にするコミュニケーション」である「アサーション」を紹介し、仲間同士、あるいは地域住民との主体的なかかわりを支援するための研修を行った。アサーションの成り立ちや基本的な考え方から言葉の使い方、話し方でお互いの関係の質が変わることをお伝えし、アサーティブな表現をするための方法を事例を用いた演習を通じて学び合った。
派遣研究員 水野節子

 「アサーション入門」と題したこの講座には、20名弱のボランティア、およびボランティア希望の方が参加された。米国で公民権運動を背景に生まれてきたアサーション・トレーニングの成り立ちは、単なる話し方のマナーとは異なり、アサーションが「人として生きる権利」の一つであることを象徴している。感情や考えに制限がないのと同様に、自己表現も言論の自由のもと、規制されることはない。しかしながら、その言論の自由は誰にでもあり、影響力の強い人に限られたものではないため、他者の発言権を奪うような攻撃的な言動をとることは権利の侵害にも当たる。

 

 地域活動を行うボランティアの皆様には、そうした背景をご理解いただいた上で、アサーションの考え方の土台にあるコミュニケーションのパターンの解説を行った。ワークシートを用いた演習では、人それぞれの感じ方の違いが明らかになり、言語表現から受ける印象は多様であることが明らかになった。

 

 さらに、自分の思いを正直に、相手に伝わるように話す方法として、「私」を主語にした「アイ(I)メッセージ」で話す方法を紹介した。「アイメッセージ」で話すと、自分と他者の区別がつきやすく、自らの正直な思いを伝えやすい上に、相手の批判や評価にはならない表現がしやすい。 

 

 また、自分や他者の感情や必要としているものに気づき、共感することからはじめるマーシャル・B・ローゼンバーグ博士のNVCについても紹介し、具体的な事例を用いて望ましいセリフづくりの演習も行った。最後に、どのようなコミュニケーションをとるかに自覚的になることにより、お互いの関係の質を深めることも可能なことをお伝えした。