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【事例】コミュニケーション/アサーション,【事例】生涯学習関連,2017年度研修実績

名古屋市生涯学習ボランティア研修会

テーマ 講師としての魅力を高めるコミュニケーションスキル ~生徒との人間関係を良好に保つアサーション~
実施日 2017年6月17日10:00~12:00
概 要  名古屋市教育委員会が運営する教育サポーターネットワークには、500名の生涯学習ボランティアが登録している。その生涯学習ボランティアを対象に、スキルアップ講座としてアサーション(自己表現)の講義と演習を行った。講師としての自分も、参加者も尊重するコミュニケーションの方法を身につけることで、学びの場における良好な人間関係の形成が可能になる。
派遣研究員 水野節子

 名古屋市の生涯学習ボランティアを対象に行った本講座では、最初に「アサーション(自己表現)・トレーニング」が生まれた経緯とその価値をお伝えし、人間には3種類の表現パターンがあることをお話しした。その時点で関心をもち、メモをとりながらお聴きくださる方が多くいた。

 

 特定の状況とそこでの発言を記したワークシートを用いて、人間の3種類の表現パターンへの理解を深めていくと、アサーションを実践している「アサーティブ」な状態の発言と、普段の自分の言動とのかい離をつぶやく声が聞こえてきた。そこで、アサーションを知ったからと言って、常にアサーティブでいなければいけないわけではなく、どのような言動をとるかを自分で選んで発言することが大切なのだとお伝えした。それが表現の自由であり、個性の表れになっていく。

 

 さらに、アサーティブに自らの気持ちや思いを表現したいときの方法として、「私」を主語にしたアイ(I)メッセージやマーシャル・B・ローゼンバーグによるNVCの表現方法をお伝えした。最後に特定の事例を提示し、そのときあなたは何と言うかを問うワークシートに取り組んでいただいたところ、自分の意思は明確に伝えながらも相手に対する配慮に満ちたセリフを考えた方が多く、参加者の関心と吸収力の高さを実感した。